競馬の馬券購入で求められる所は、単純に馬券の的中だけではなくその時の配当による払い戻しが問題となります。ここで考えなければいけない事は競馬でトータル的に収支をプラスにするにはどう言った戦略で馬券を購入すれば良いのか、馬券術に付いて考えて行きたいと思います。良く知られている馬券法でマーチンゲールと言う方法を競馬で使う人もいます。これはどう言った方法かと言えば、１レース毎に不的中となると掛け金を２倍に増やして賭けていく方法を行います。
これを行う事により、１レース目１００円不的中２レース目倍の２００円不的中３レース目更にその倍の４００円４レース目更にその倍の８００円と言った形で次の５レース目はその倍なので１６００円を投資します。いずれも配当は２倍以上のオッズのものに投資を行う為、的中した時点で上がりとなります。その５レース目で見事的中したケースで２倍の配当で１６００円投資して３２００円が戻って来ました。ではこれまでの金額は、３１００円でしたので１００円のプラスとなります。
こうした買い方をすると１００％以上の回収率を常にキープ出来るので、投資として考える競馬としてはこの方法は机上の空論ではありません。しかし現実的に１００円上がる為に３０００円も購入する馬券は少しばからしくも感じます。
それでは、今度はもっと効率良く馬券をトータル的にプラスにしたいと思います。的中オッズを２倍から３倍以上にして、掛け金のアップを前にかけた掛け金にプラスその前に賭けた掛け金にします。例として１レース目は１００円で不的中次のレースも１００円で不的中、その次のレースは前のレースとその前にレースの掛け金を足す１００円プラス１００円の２００円を投資金額にします。またはずれでその次のレースは前のレース２００円プラス前の前は１００円だったので合わせて３００円が投資金額で的中３倍とします。
すると３００円の３倍で９００円が戻ってきます。これまでの投資金額は７００円で回収金額２００円回収率が１２９％となります。この法則であればマーチンゲールよりも掛け金は少なく配当が３倍以上で当たりにくくなりますが、それでも投資としてのストレスは軽減出来２００円はプラスに出来たので先ほどよりも効果的な回収が期待出来ます。この様に追い上げでも軽い追い上げの幅を広げていけばパンクも少しは逃れる事が出来ます。
トータル収支だけを見ていけば、３連単を大きく当てて的中率はかなり低くてもホームランを打っていれば、それだけで年間の競馬でトータルプラスを作る事が出来ます。それもある程度大きな的中をしっかりと持って来てくれれば、的中率が１０％でも結果プラスになります。１０％の的中率で配当が万馬券となれば当然プラス収支を取れる事となり、確実性だけがプラスになるとも限りません。競馬はこうした形で予想を行って馬券の種類も一撃必殺の３連単と言うスタイルの人も当然います。
しかしながら不的中の連続でストレスがたまらないかそれだけが心配となり馬券収支をキッチリとプラスに持ってくる所と、不的中の間にいて中々気持ちを持続させる事も難しくなります。そこも馬券を購入する中で、ある程度考えていかなければいけない部分であり、回収率と的中率のバランスからも３回に１回は的中して回収率を１００％以上で狙っていく方法が効果的だと思います。競馬をする上でストレスを出来るだけ低く、配当は高くが一番理想であり競馬の収支を年間や月間などで考えていけば、当然そこで儲けがどの位出たのか、もしくはマイナスがどの位あるのかを付けていけば自分も振り返ってもっと良い馬券の買い方とそのバランスに気が付く状況となります。
馬券術はひとそれぞれ何に趣を置いて馬券を考えるかによっても異なります。パドック派はパドックを見て調教派は調教を見てオッズ派はオッズの動きをみてなどです。それぞれに良い馬券を見つける事が出来れば後は上手なプランで稼ぐ事です。