競馬には平場と障害レースと二種類の競馬があります。平場とはレースを行うコースに全く障害物が無くゴール板までフラットで走り抜ける事が出来る会場です。障害レースは距離も3000m4500mなど長い距離を走り、その間に
多くの障害があります。レースを行っていく中で見ごたえがあるのは、やはりジャンプを行って障害をかろやかに交わす障害レースはこうしたジャンプの瞬間がとても綺麗に見る事が出来ます。しかしジャンプで失敗して落馬する危険も
あって、危険な所も無事に周回出来てホッとする事となります。平場は、当然多くの番組が組まれていてそのレースプログラムからも中心としては当然平場の方が圧倒的となります。ジョッキーの数もやはり平場の方が多く、当然
1日に組まれるレース数の12レース中11レースが平場で1レースが障害レースとなります。見ごたえは当然障害レースがありますが、逆に障害レースを走っている馬の数がそれほど居ないのもレース数の兼ね合いから考えられます。
当然G1の数も圧倒的に平場が多く、そう言った意味でもサラブレッドに生まれて最初から障害を目指していこうとは思わず、平場でスピードに問題があり逆にスタミナに自信があるので障害レースに転向した競走馬は数多く居ます。
そこで障害レースでも目だった活躍を行えたら、G1でも通用する位のレベルを目指していけます。絶対数が平場が多いので少しでも能力が抜けていたり、ジャンプが上手だったりと何らかの能力の部分で良い所があれば、調教師も
すかさず障害レースに出す事を試すと良いでしょう。サラブレッドが2歳から目指す所は頂点の日本ダービーです。平場を走っている馬達はそこを目標に頂点を目指します。しかし障害レースの馬はスタートから障害レースの新馬戦は
ありません。それも考え方としてまずは平場の頂点を目指して、それでも目が出ないケースに障害レースをやらせてみるなどチャンスを与えるケースも多い様です。実際に競走馬も走らせて見なければ判らない所は多い様です。
そこで障害レースに類まれな才能を持った馬だったと結果的に気が付き、結局はG1馬に障害レースでなったなど考えられます。障害レースも平場同様脚質によって戦略も変わります。逃げ馬の障害馬であれば、最初から最後まで
先頭を走ります。先行の馬でも数頭前を走っている後を追走する形となり、まずはレースの出方から徐々に逃げている馬を捕らえて行きます。差しや追い込みも平場同様に先行場を3コーナー位から徐々にマクリそこから直線を向いて
先頭馬を捕らえる為力一杯追います。この様に平場に無くて障害レースにあるものは、障害であり障害も種類があって小さなものから大きなものまでジャンプする必要があります。ジャンプを軽やかに行える競走馬も、ある程度調教など
から鍛えられます。そこでもスムーズにジャンプが行えて本番にそれこそ出す事が出来れば、障害レースも平場のレースと比べ一つの番組が一日に組まれている兼ね合いから強い馬は優先的に出る事が出来ます。番組も限りが
あり、当然G1を目指してくると障害レースであっても賞金を少しでも稼ぐ必要があります。障害レースに関しては、やはりレース数の兼ね合いはかなり深刻であり、続けていく上でもジョッキーもそれぞれ平場のジョッキーと兼用しなければ
いけないかも知れません。平場のジョッキーで平場も騎乗しているジョッキーは熊沢ジョッキーで彼が平場のG1と障害レースのG1の二つを取ったジョッキーであり今で言えば競馬界の2刀流になります。この様なジョッキーは、そんなに
いませんし、プロ野球でも話題性がある2刀流はたやすく人が達成出来る記録ではありません。障害レースと平場のG1を制する可能性のある馬はもしかしたら今年のオジュウチョウサンは人気投票で有馬記念に出走しますので動向が気になります。
【障害レースと平場の違い】