2021年2月7日 東京新聞杯(G3)
■対象レース
2021年2月7日(日曜) 東京競馬場 芝1600m
東京新聞杯(G3)
■出走馬表
1.ダイワキャグニー 内田 博幸
2.サトノウィザード 鮫島 良太
3.ロードマイウェイ 横山 武史
4.カテドラル 田辺 裕信
5.トライン 横山 典弘
6.プロティガルサン 藤岡 佑介
7.ショウナンライズ 大野 拓弥
8.ニシノデイジー 勝浦 正樹
9.サトノアーサー 坂井 瑠星
10.カラテ 菅原 明良
11.シャドウディーヴァ 岩田 康成
12.トリプルエース C.ルメール
13.ヴァンドギャルド 福永 祐一
14.エントシャイデン 川須 栄彦
15.エメラルファイト 石川 裕紀人
16.サトノインプレッサ 戸崎 圭太
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 10番 カラテ
2着 4番 カテドラル
3着 11番 スマートフルーレ
単勝
10 1,160円 5番人気
複勝
10 380円 6番人気
4 740円 12番人気
11 240円 3番人気
枠連
2-5 5,340円 18番人気
ワイド
4-10 6,430円 60番人気
10-11 1,380円 17番人気
4-11 2,860円 35番人気
馬連
4-10 26,740円 61番人気
馬単
10-4 43,140円 110番人気
3連複
4-10-11 45,560円 136番人気
3連単
10-4-11 267,610円 770番人気
■見解とポイント
全体のペースはそこまで速くないものの、逃げたダイワキャグニーが2F目から終始1F11秒台のラップで競馬をしていたため、息を入れる暇を与えないような流れる競馬となりました。
しかしながら、行きつく暇もないうえに団子状態の競馬だったので、各騎手ともに馬のポテンシャルを活かしづらい競馬だったと思います。
その中で勝ったカラテはトリプルエースを見ながらの競馬となりました。
直線では前が壁になりながらも、一瞬空いた外に進路を向け、馬も応えます。ラスト1Fでもしっかりと脚を使えていて非常に内容の濃い競馬でした。
若手騎手の菅原騎手も嬉しい重賞初制覇となりました。カラテの能力の高さも証明されましたし、菅原騎手の力強い競馬が勝利に導いた一戦で、人馬ともに今後も注目していきたいです。
菅原明良騎手、おめでとうございます。
2着のカテドラルも復権をかけた力強い競馬で2着に健闘しました。
この馬は過去に全盛期のヴェロックスをねじ伏せたり、NHKマイルで3着に健闘しているように、ポテンシャルは高いのですが、馬場や展開に左右されるのが難点です。
今回は好走している東京競馬場だったことに加えて、淡々とした流れで前が崩れる中を突き抜ける競馬が得意な馬です。
近年不調気味の田辺騎手もこのレースでは位置取り、仕掛けどころも完璧で、あわや大番狂わせといった内容のレースメイクでお見事でした。
馬場が展開がかみ合えば人気問わず上位に来るので、今後も警戒したい一頭です。
3着のシャドウディーヴァも牝馬ながら、得意な左回りで結果を残しました。
直線一気といった内容でしたが、それだけでも上位に入選する当たり、舞台適正がかみ合えば牡馬相手でも通用するのが素晴らしいですね。
岩田康成騎手も馬の力を発揮できる競馬ができていたと思います。
余談ですが、かつて大活躍していて、近年調子を落としていた田辺騎手や岩田康成騎手が、今年になってにわかに結果を残しているのは古参ファンとして嬉しい限りです。
かつての活躍がまたみられると思うと、いまから楽しみで仕方ありませんね。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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