2021年7月18日 中京記念(G3)
■対象レース
2021年7月18日(日曜) 中京競馬場 芝1800m
中京記念(G3)
■出走馬表
1.ミスニューヨーク 加藤 祥太
2.ダノンチェイサー 岩田 望来
3.アンドラステ 川田 将雅
4.ドリームソルジャー 鮫島 克駿
5.ロータスランド 藤岡 佑介
6.メイケイダイハード 酒井 学
7.アメリカズカップ 松若 風馬
8.カテドラル 福永 祐一
9.ボッケリーニ 浜中 俊
10.ディアンドル 団野 大成
11.クラヴェル 横山 典弘
12.アバルラータ 西村 淳也
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 3番 アンドラステ
2着 8番 カテドラル
3着 11番 クラヴェル
単勝
3 440円 1番人気
複勝
3 190円 2番人気
8 300円 6番人気
11 280円 5番人気
枠連
3-6 2,450円 12番人気
ワイド
3-8 800円 11番人気
3-11 570円 6番人気
8-11 1,410円 21番人気
馬連
3-8 2,330円 10番人気
馬単
3-8 3,800円 15番人気
3連複
3-8-11 5,020円 24番人気
3連単
3-8-11 25,030円 100番人気
■見解とポイント
今年の中京記念は小倉の芝1800mで開催されました。
サマーマイルに指定されているレースですが1800mなので、典型的マイラーのみならず、中距離路線から賞金稼ぎに出馬を表明した馬もいました。
最初に、今年の小倉の馬場は異常ともいえる高速馬場が続いていましたが、中京記念会最終の北九州界隈は雨の影響に苛まれ、土曜日も雨が降る中でレースが行われました。
その影響か、開幕初週ほどの高速馬場は見られてません。
それでも勝ったアンドラステの1.46秒2という時計は近5年の小倉芝1800mの平均タイム1.46秒7よりも早いので、普通の高速馬場だったといえるでしょう。
さて、レースを引っ張ったのは小倉巧者のディアンドルです。
ディアンドルが作ったレースラップは以下の通りです。
200m 12.5 (12.5)
400m 11.3 (23.8)
600m 12.1 (35.9)
800m 12.0 (47.9)
1000m 12.0 (59.9)
1200m 11.6 (1.11.5)
1400m 11.5 (1.23.0)
1600m 11.5 (1.34.5)
1800m 11.7 (1.46.2)
テンよりも上りの方が1Fあたりのタイムが速いです。
残り4Fあたりから1Fあたり11秒台のラップを刻んでいるのでロングスプリント戦となっていますね。
このレースではディアンドルは余裕の一人旅というわけではなく、すぐ後ろに馬群が追走していました。各騎手ディアンドルの動きは読みやすかったのではないでしょうか。
特に動きが良かったのは川田騎手騎乗のアンドラステで、ディアンドルが少し大きく4コーナーを回った内をすかさずついて着差以上の強い競馬です。
川田騎手は地元九州でときどき鬼が宿ったような騎乗を見せますが、ここでも炸裂しました。
2着の福永騎手のカテドラルは3コーナーからの大まくりで連対圏を確保しました。福永騎手にしては珍しい大外回しでしたがこちらは馬の力でもぎとった2着といえるでしょう。
3着のクラヴェルの鞍上は14年ぶりに小倉で騎乗する横山典弘騎手です。
後方待機から空いた内をついてカテドラルのクビ差まで詰め寄りました。
前走のマーメイドステークスも濃い内容でしたがここでも存在をアピールできたでしょう。
ただ、斤量と内がすんなり空いてくれたことで、展開に恵まれたのは紛れもない事実ですね。
今年の小倉記念は騎手の力量が問われた一戦で、いかにペースを把握して馬の力を引き出せたかがポイントとなるレースでした。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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