2021年3月7日 弥生賞ディープインパクト記念(G2)
■対象レース
2021年3月7日(日曜) 中山競馬場 芝2000m
報知杯弥生賞ディープインパクト記念(G2)
■出走馬表
1.ゴールデンシロップ 北村 宏司
2.ダノンザキッド 川田 将雅
3.テンバガー M.デムーロ
4.タイトルホルダー 横山 武史
5.ホウオウサンデー 岩田 康成
6.ワンデイモア 田辺 裕信
7.タイムトゥヘヴン 三浦 皇成
8.ソーヴァリアント 大野 拓弥
9.タイセイドリーマー 石橋 脩
10.シュネルマイスター C.ルメール
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 4番 タイトルホルダー
2着 10番 シュネルマイスター
3着 2番 ダノンザキッド
単勝
4 1,790円 4番人気
複勝
4 180円 3番人気
10 140円 2番人気
2 110円 1番人気
枠連
4-8 4,490円 10番人気
ワイド
4-10 720円 10番人気
2-4 260円 3番人気
2-10 160円 1番人気
馬連
4-10 5,060円 11番人気
馬単
4-10 13,600円 24番人気
3連複
2-4-10 810円 1番人気
3連単
4-10-2 23,580円 66番人気
■見解とポイント
前日の雨の影響か、馬場は少し荒れているようにも見えましたが、他のレースを見る限りはそこまでタイムに影響はなく、前日よりも馬場は回復しているように見えました。
しかしながらレースは逃げたタイトルホルダーの独壇場で、1000m通過タイムが1.02.6の超スローペース。重賞で好走している実績馬のタイトルホルダー+いま勢いに乗っている横山武史騎手に主導権を握らせてしまえば、いくら無敗のダノンザキッドでも厳しい展開でした。
結局、直線に入ってもタイトルホルダーが他馬を寄せ付けない走りで逃げ切り勝ちを収め、
2着も2番手を終始キープしていたシュネルマイスターが入選したことで、完全に前残りの展開となりました。
タイトルホルダーとシュネルマイスターは皐月賞の切符を手にしましたが、展開が味方したのは事実で、本番の皐月賞ではこの弥生賞ほど有利な展開に持ち込むのは簡単ではないので、この一戦を高く評価するのはおすすめできません。
そして、断然1番人気を背負ったダノンザキッドは3着に敗れてしまいました。もっとも、この馬にとっても当面の目標は皐月賞なので、叩きとして挑んだ一戦だったといえます。この馬から馬券を購入した人にとっては気の毒ですが、叩きとしては悪くない内容でした。
なぜなら、3.4コーナーから川田騎手がロングスパートを仕掛けましたが意外と脚は長くないのが分かりましたし、その上で最後の1Fで鋭い脚を使えたので、使える脚こそ長くないものの、中山の急こう配で鋭い脚を使えたことから、スタミナの少なくない馬であること、そして、一瞬の切れ味は世代トップクラスであることが垣間見れました。
皐月賞では展開がガラリと変わるので、ダノンザキッドの強みを活かした競馬ができればよいです。
敗れはしたものの、収穫の多い3着だったと感じました。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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