2021年6月6日 安田記念(G1)
■対象レース
2021年6月6日(日曜) 東京競馬場 芝1600m
安田記念(G1)
■出走馬表
1.サリオス 松山 弘平
2.ギベオン 西村 淳也
3.ダイワキャグニー 石橋 脩
4.カラテ 菅原 明良
5.グランアレグリア C.ルメール
6.ダノンプレミアム 池添 謙一
7.ラウダシオン M.デムーロ
8.インディチャンプ 福永 祐一
9.トーラスジェミニ 戸崎 圭太
10.カデナ 武 豊
11.ダノンキングリー 川田 将雅
12.ケイデンスコール 岩田 康成
13.シュネルマイスター 横山 武史
14.カテドラル 田辺 裕信
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 11番 ダノンキングリー
2着 5番 グランアレグリア
3着 13番 シュネルマイスター
単勝
11 4,760円 8番人気
複勝
11 710円 9番人気
5 110円 1番人気
13 240円 4番人気
枠連
4-7 720円 4番人気
ワイド
5-11 1,160円 12番人気
11-13 5,460円 38番人気
5-13 400円 3番人気
馬連
5-11 2,950円 9番人気
馬単
11-5 12,090円 29番人気
3連複
5-11-13 8,860円 26番人気
3連単
11-5-13 110,420円 247番人気
■見解とポイント
開幕後期の府中とはいえ、前日までは馬場造園師の尽力で時計が出ていました。
ところが、安田記念当日は朝から雨の影響で、ダートは重馬場。芝こそ良で開催されていましたが、雨の影響は少なからずあったでしょう。
例えば、グランアレグリアの時計が1.31秒7で、昨年よりもコンマ1秒遅いです。
また、近10年の安田記念の勝ち馬の時計を見ても今年はタイムが遅いです。
レース展開がスローということもありましたが、例年よりも時計の掛かる馬場だったかもしれません。
さて、レース全体を通してみるとテン4Fが46秒3に対し、上りが45秒3なのでスロー展開です。
スタート1F目を除くと終始1F当たり11秒台を刻んでいるので息を入れる暇のない流れる競馬でした。
そのため、前で競馬をする馬ほど一杯になり、後ろの馬ほど溜めた脚を炸裂させることが出来ました。
1着はダノンキングリーです。
前走天皇賞(秋)ではなすすべもなく敗れ、多くの人に状態面が心配されましたが、それから半年以上外厩で調整し、見事完全復活を果たしました。
3歳のころの毎日王冠で見せたような超ロングスプリントで今回も制しました。この馬の最大の持ち味で現役最強マイラーのグランアレグリアを倒したのは大いに評価したいです。
現役の5歳牡馬がいまいちパッとしない中で、クラシックで健闘した馬が大成するのは競馬ファンとしても嬉しい限りです。
復活と共に、初G1タイトルを獲得しました。おめでとうございます。
2着はグランアレグリアで連覇は成し遂げられませんでした。
しかしながら、直線でほぼ最後方にいながらも馬群の間をつめて(このとき、斜行のため過怠金は発生している)勝ちきった馬の強さは相変わらずでしょう。
レース後に鞍上のルメール騎手が「グランアレグリアの調子はいつもよりも悪い」と述べていましたが、調子が悪くてこれだけ強い競馬ができていたら文句はありません。
敗れはしたものの非常に強い末脚勝負ができていて、非の付け所の無い競馬でした。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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