2021年4月25日 マイラーズカップ(G2)
■対象レース
2021年4月25日(日曜) 阪神競馬場 芝1600m
マイラーズカップ(G2)
■出走馬表
1.ベステンダンク 浜中 俊
2.エアスピネル 鮫島 克駿
3.パンサラッサ 坂井 瑠星 取消
4.カイザーミノル 荻野 極
5.ケイデンスコール 古川 吉洋
6.アルジャンナ 福永 祐一
7.ボンセルヴィーソ 松若 風馬
8.ダイワキャグニー 幸 英明
9.ルフロシュトローム 岩田 望来
10.エアロロノア 池添 謙一
11.ブラックムーン 団野 大成
12.ラセット 秋山 真一郎
13.ワールドウインズ 藤岡 康太
14.ザイツィンガー 北村 友一
15.フォックスグリーク 藤岡 康太
16.ギベオン 西村 淳也
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 5番 ケイデンスコール
2着 6番 アルジャンナ
3着 4番 カイザーミノル
単勝
5 520円 2番人気
複勝
5 190円 2番人気
6 210円 3番人気
4 630円 9番人気
枠連
3-3 1,570円 6番人気
ワイド
5-6 710円 5番人気
4-5 2,360円 26番人気
4-6 3,100円 32番人気
馬連
5-6 1,580円 5番人気
馬単
5-6 3,100円 8番人気
3連複
4-5-6 18,540円 56番人気
3連単
5-6-4 82,220円 255番人気
■見解とポイント
今年のマイラーズカップは京都が改修工事のため阪神競馬場で開催されました。
勝ったケイデンスコールは1.31秒4のタイムで勝ち、上位から見て10着だったワールドウインズまでが1.31秒台でゴール版を通過しました。
例年、マイラーズカップは開幕週の京都で開催されるのが通例ですが、近10年を見ても1.31秒台で勝ったのは2014年のワールドエースと2018年のサングレーザーしかいません。
京都は直線の坂がないため、阪神で1.31秒台のラップを多数の馬が走破したのは異常なのです。つまり、開催11週目とは思えないほどに阪神の時計が出ていたのです。
また、ベステンダンクが快調に飛ばしたため、例年とは違ってハイペースの流れとなりました。
ベステンダンクはスタート2Fと3Fが10秒台で刻んでいるので暴走ともいえるペースですね。もちろん、飛ばした影響でベステンダンクは直線で一杯になり、後方待機組が台頭しました。
今年のマイラーズカップはG1馬が一頭も出走していないやや特殊な条件下でしたが、結果的にはハイペースの流れに動揺されず、じっくりと脚を構えた馬が好走する結果となりました。
1着はケイデンスコールです。
今年になってにわかに調子を上げた一昨年のNHKマイル2着馬です。
今年の京都金杯と前走の中山記念は鞍上の岩田康成騎手お得意のイン突きで上位争い食い込みましたが、岩田康成騎手がトラブルを起こして急遽古川騎手へ乗り変わり。
その古川騎手はイン突きではなく、脚を構えて正攻法で差し切る競馬で勝利をもぎとりました。
いままでの競馬とはスタイルの違った競馬で差し切りを決める辺り、5歳馬にして本格化している印象を持ちました。
前述したように、今年のマイラーズカップはG1馬不在だったため、メンバーレベルは例年よりもはるかに劣りますが、相手関係の強弱問わず、強い競馬をしています。
カテドラルにもいえることですが、ここにきてアドマイヤマーズが制したNHKマイルカップ上位馬が本格化しているのは面白いです。
安田記念も府中の長い坂で競馬できるので、今回のような差し切りが通用しやすい舞台。相手関係はグンと強くなりますが、上位争いできるだけの能力は身に着けていることでしょう。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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