2021年4月17日 アーリントンカップ(G3)
■対象レース
2021年4月17日(土曜) 阪神競馬場 芝1600m
アーリントンカップ(G3)
■出走馬表
1.トーホウディアス 国分 優作
2.アドマイヤザーゲ 池添 謙一
3.ノースザワールド 藤岡 康太
4.バルドルブレイン 富田 暁
5.バクシン 坂井 瑠星
6.タイフォン 荻野 極
7.サイモンメガライズ 斎藤 新
8.ピクシーナイト 福永 祐一
9.ホウオウアマゾン 川田 将雅
10.リッケンバッカー 幸 英明
11.ジュリオ C.ルメール
12.レイモンドバローズ 浜中 俊
13.サトノラムセス 岩田 康成
14.ワールドバローズ 和田 竜二
15.ショウリュウレーヴ 団野 大成
16.ジャスティンカフェ 北村 友一
17.サンデージャック 鮫島 克駿
18.グレイイングリーン 岩田 望来
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 9番 ホウオウアマゾン
2着 10番 リッケンバッカー
3着 12番 レイモンドバローズ
単勝
9 340円 1番人気
複勝
9 180円 1番人気
10 710円 10番人気
12 560円 7番人気
枠連
5-5 8,890円 22番人気
ワイド
9-10 1,760円 18番人気
9-12 1,450円 14番人気
10-12 9,570円 71番人気
馬連
9-10 6,780円 22番人気
馬単
9-10 10,290円 37番人気
3連複
9-10-12 47,050円 127番人気
3連単
9-10-12 215,700円 568番人気
■見解とポイント
開催後期らしからぬ高速馬場が続いている阪神でしたが、土曜日は雨の影響もあって重馬場開催となりました。
先に時計から分析すると、勝ったホウオウアマゾンのタイムは1.34秒2です。近10年で最も時計がでたのが2018年のタワーオブロンドンが叩き出した1.33秒4で、次は2014年のミッキーアイルが叩き出した1.34秒0です。タワーオブロンドンの年は11着に入選したラセットまでが1.34秒2のタイム(ホウオウアマゾンと同タイム)で入選しているので高速馬場が顕著でした。
ところが、ミッキーアイルが制した年が良馬場で1.34秒0です。
今年の2着馬のリッケンバッカーがホウオウアマゾンよりも0.2秒遅い1.34秒4で入選しているので、重馬場にも関わらず1.34秒2で入選したホウオウアマゾンはかなり強い競馬をしました。
そして、上位入選馬を見ると、いずれも前で競馬をしていた馬が掲示板を独占しています。
ペースはミドルペースでしたが、ハロン毎に見てみると、4F～5Fが1Fあたり12秒台のペースなので道中息を入れているのが分かります。
そのため、前で競馬をしていた馬に余力が残り、結果的に先行勢がそろって上位に入選する形となっています。また、重馬場の影響もあって後続は末脚を削がれてしまったので、馬場をいかに意識しながら前目で競馬するかが勝負の分かれ目となりました。
1着はホウオウアマゾンです。
昨年のデイリー杯2歳ステークスでレッドベルオーブ相手にタイム差なしの2着に入選した馬ですね。
レッドベルオーブがその後、朝日杯で3着に入選し翌日の皐月賞に出走していることから、同世代でも相当強い馬であることが分かります。その強い馬相手に2歳のころから強い競馬をホウオウアマゾンはしていて、地力の高さは今年のメンバーの中でも上位。その強さを新たに証明しました。
前走の朝日杯FSはハイペースに抗えずに上位入選できませんでしたが、地力が相当高い馬なので徹底的に仕上げてここで結果を残せたのは大いによかったです。
目標は間違いなくNHKマイルだと思いますが、この馬は意外と高速馬場よりも時計の掛かりがちな馬場のほうが合っているので開催前期の時計が出がちなNHKマイルの舞台で力を出せるかは気になるところですね。
当日も一雨ほしいです。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
競馬は実践あるのみです。
『競馬勝ち組への道』の無料レポートを当サイトからは配布してますので、まだ見ていない方は是非見てみてください。
当サイトからの好評を頂いている競馬勝ち組の道を記したレポートを手に取り、競馬ライフを楽しんで頂ければと思います。