2021年5月22日 平安ステークス(G3)
■対象レース
2021年5月22日(土曜) 中京競馬場 ダート1900m
平安ステークス(G3)
■出走馬表
1.ヴェルテックス 岩田 望来
2.アルドーレ 横山 典弘
3.ケンシンコウ 酒井 学
4.デルマルーヴル 岩田 康成
5.オーヴェルニュ 福永 祐一
6.ペオース 藤岡 康太
7.ミヤジコクオウ 和田 竜二
8.サトノギャロス 津村 明秀
9.マスターフェンサー 松山 弘平
10.ドスハーツ 小沢 大仁
11.マルシュロレーヌ 川田 将雅
12.ロードブレス 幸 英明
13.マリオマッハー 団野 大成
14.サクラアリュール 武 豊
15.スワーヴアラミス 松田 大作
16.アメリカンシード C.ルメール
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 5番 オーヴェルニュ
2着 16番 アメリカンシード
3着 11番 マルシュロレーヌ
単勝
5 490円 2番人気
複勝
5 150円 2番人気
16 130円 1番人気
11 170円 3番人気
枠連
3-8 710円 2番人気
ワイド
5-16 380円 1番人気
5-11 500円 3番人気
11-16 410円 2番人気
馬連
5-16 820円 1番人気
馬単
5-16 2,020円 3番人気
3連複
5-11-16 1,490円 1番人気
3連単
5-16-11 7,670円 3番人気
■見解とポイント
今年の平安ステークスは京都競馬場が改修工事のため中京競馬で行われました。
中京は雨の影響もあり、重馬場で開催されました。最初に馬場傾向を見ると如実に高速ダートです。中京のダート1900mにおける重賞、OPレースは近6年で2レースしか開催されていませんが、平均タイムは1.58秒1です。
それを、14着に入選したドスハーツまでは、平均以上のタイムでゴールしているので疑う余地もなく高速ダートでした。
レースの展開としては、大外からの発走となったアメリカンシードが果敢に逃げます。
テン4Fが41秒2で、残り1000m地点から1Fあたり12秒台でラップを刻んでいるので高速馬場とはいえ消耗戦となった一戦でした。
その中でも勝ったオーヴェルニュとアメリカンシードは後続を突き放して連対しているので、強い馬が実力を発揮したポテンシャル戦となりました。
1着はオーヴェルニュです。
内枠から好走し、先行しながら直線の入りでアメリカンシードをかわし、脚を衰えさせることなく完勝しました。
相当強い競馬をしました。
まず、トップハンデ58キロを背負いながらも後続を置き去りにする競馬はよほど能力がなければできません。
レコードタイムとなった1.54秒7という数値も高速馬場を踏まえた上でもめちゃくちゃ強いです。
平安ステークスはもともと京都で開催されますが、京都のダートは直線に坂がないのでスピードが出やすい舞台です。逆に、中京は直線に坂があるのでパワーが求められます。
京都よりも時計のかかりがちな中京でレコードタイトルを、それもトップハンデを背負いながら成し遂げられる馬は早々いません。
この実力を発揮できればダートG1制覇も夢ではありませんし、同舞台で開催される暮れのチャンピオンシップでも注目株といえるでしょう。
ベストパフォーマンスをフルに発揮した一戦でした。
1番人気のアメリカンシードは2着に敗れましたがこちらも内容のある一戦でした。前走は全く力を発揮できずに苦しみましたが、大外16番から果敢にハナを狙い、直線でこそオーヴェルニュにかわされたものの、3着以下を突き放して完勝できたので強い競馬ができていたと感じます。
勝ち馬がめちゃくちゃ強かっただけで、こちらも健闘できました。重賞制覇も遠くないでしょう。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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