2021年1月24日 東海ステークス(G2)
■対象レース
2021年1月24日(日曜) 中京競馬場 ダート1800m
東海ステークス(G2)
■出走馬表
1.グレートタイム 福永 祐一
2.ダイシンインディー 岩田 望来
3.コマビショウ 松若 風馬
4.タイキフェルヴール 内田 博幸
5.テーオーフォース 国分 恭介
6.インティ 武 豊
7.ケイアイパープル 中井 裕二
8.ムイトオブリガード 北村 友一
9.ダノンスプレンダー 岩田 康成
10.ハヤヤッコ 田辺 裕信
11.オーヴェルニュ 川田 将雅
12.アナザートゥルース 松山 弘平
13.デュードヴァン 幸 英明
14.ロードアクシス 和田 竜二
15.メモリーコウ 古川 吉洋
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 11番 オーヴェルニュ
2着 12番 アナザートゥルース
3着 15番 メモリーコウ
単勝
11 620円 2番人気
複勝
11 240円 2番人気
12 360円 7番人気
15 1,080円 11番人気
枠連
6-7 1,510円 7番人気
ワイド
11-12 1,490円 17番人気
11-15 4,370円 36番人気
12-15 7,740円 61番人気
馬連
11-12 4,520円 15番人気
馬単
11-12 7,600円 25番人気
3連複
11-12-15 59,670円 131番人気
3連単
11-12-15 244,160円 545番人気
■見解とポイント
この不良馬場で1000m通過タイム59.2秒は早すぎるといっていいでしょう。
先行争いは、少しポジション争いとなりましたが結果的にはインティがハナを切る形で競馬をします。
しかしながら、楽にハナを切れたわけではなく、ダイシンインディーを無理にかわして逃げる形となったためか、かなりのハイペースラップを刻んでしまいました。
いくら中京巧者のインティといっても、これほどのハイペースでなおかつ、慣れない不良馬場で競馬をすると、直線で失速するのは無理がありません。
武豊×インティのコンビなので期待は高かったですが、今回は1コーナー時点で無理にハナを取った武豊騎手の判断が大きな敗退に繋がったといわざるを得ません。
1着に入選したのは川田騎手のオーヴェルニュでした。
連勝街道を刻んで大舞台に挑んだ一戦、ここがメイチだったでしょう。
展開に恵まれていたのは事実です。前でしのぎを削るインティとダイシンインディーがハイペースでラップを刻んでくれたために、直線で自滅してくれたために、楽に直線で先頭に立つことができ、あとは地力で不良馬場を駆け抜けました。
この馬は昨年の名古屋城ステークスを見ても分かるように、不良馬場で結果を残しているので、馬場適正は実は高かったです。
また、今年はこれが2勝目と、例年よりも調子を落としている川田騎手もうまく手綱を捌けたでしょう。
賞金的に、ここがメイチだったので、ここでフェブラリーステークスの切符を手にできたのは大きいです。
ダートマイルこそ馬券に絡んだことはないですが、過去には1200mのダートで勝ち星を残しているように、マイル適正は低くないように思えます。
父のスマートファルコンがフェブラリーステークスのタイトルを、息子のオーヴェルニュが奪取できるか、注目したいですね。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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