2021年4月4日 大阪杯(G1)
■対象レース
2021年4月4日(日曜) 阪神競馬場 芝2000m
大阪杯(G1)
■出走馬表
1.モズベッロ 池添 謙一
2.サリオス 松山 弘平
3.アーデントリー 和田 竜二
4.ブラヴァス 三浦 皇成
5.ペルシアンナイト 幸 英明
6.ワグネリアン 吉田 隼人
7.コントレイル 福永 祐一
8.レイパパレ 川田 将雅
9.グレッシェンドラヴ 内田 博幸
10.カデナ 鮫島 克駿
11.ハッピーグリン 団野 大成
12.グランアレグリア C.ルメール
13.アドマイヤビルゴ 岩田 望来
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 8番 レイパパレ
2着 1番 モズベッロ
3着 7番 コントレイル
単勝
8 1,220円 4番人気
複勝
8 230円 4番人気
1 420円 6番人気
7 110円 1番人気
枠連
1-6 16,360円 22番人気
ワイド
1-8 2,750円 24番人気
7-8 390円 4番人気
1-7 850円 8番人気
馬連
1-8 19,080円 29番人気
馬単
8-1 37,610円 43番人気
3連複
1-7-8 7,240円 20番人気
3連単
8-1-7 106,210円 174番人気
■見解とポイント
阪神大賞典と言い、マーチステークスと言い、またもや雨の影響で大番狂わせとなった一戦。
この日の阪神5Rのマイル未勝利戦は雨の降り始めとはいえ良馬場で開催され、勝ち馬のジュンブルースカイが1.33秒5の好時計を叩き出しています。
しかしそこから本格的に雨が降り、大阪杯が開催されることには重馬場発表されました。
勝ち馬のレイパパレは逃げて勝ち切りました。タイムは2.01秒6です。G1昇格後の大阪杯の勝ち馬のラッキーライラックやキタサンブラック、スワーヴリチャードが1.58秒台で走破しています。
また、G1昇格後の上り最速馬を見ると、2019年を除いて33秒台で走っています。2019年の上がり最速を叩き出したマカヒキも34.9秒で走っています。
ところが今年の大阪杯の上がり最速を叩き出したレイパパレとモズベッロの上がりタイムは36.8秒でした。
時計は明らかにかかっており、人気馬が凡走したことから、馬場適性が露骨に反映されたレースでした。
ちなみにレイパパレは時計のかかる大原ステークスで結果を残しており、モズベッロは昨年の時計の掛かる宝塚記念で激走しています。もし馬場状態を一目散に察知できていたら馬券的に非常においしいレースだったでしょう。
それにしても、人気の3頭が揃って敗れてしまったのは振り返ってみても驚きです。
コントレイルやサリオスはスピードの出る良馬場で結果を残していて、時計の掛かる馬場では走っていません。
しかしながら圧倒的に支持を集めました。三冠という冠やクラシック2戦2着の実績が人気を後押ししたのも事実でしょう。
短時間に大雨が降ることも読めませんでしたが、馬券を当てるにはリアルの状況をしっかりと察知して柔軟に買い目を選択したいところです。
もうひとつ、グランアレグリアに関してはタフな馬場でも結果を残していましたが、4着に敗れていました。
ルメール騎手は勝ちに行く競馬をしていましたが最後の最後、コントレイルに差されていたので単純に距離が長かったといえます。
馬体は良かったので、短距離~マイルに戻ったら見違えるような活躍を見せるでしょう。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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