2020年9月26日 ながつきステークス
■対象レース
2020年9月27日(日曜) 中山競馬場 ダ1200m
ながつきステークス
■出走馬表
1.レッドアネラ 戸崎 圭太
2.スナークライデン 津村 明秀
3.サザンヴィグラス 内田 博幸
4.ルッジェーロ 武藤 雅
5.ノーフィアー 江田 照男
6.リュウノユキナ 柴田 善臣
7.タテヤマ 石橋 脩
8.ヒデノヴィーナス 川須 栄彦
9.エルモンストロ M.デムーロ
10.ウルトラマリン 横山 典弘
11.アシャカダイキ 横山 武史
■レース内容
スタートしました。
10番のウルトラマリン、好ダッシュ。しかし内から8番のヒデノヴィーナス。前に出ていって、足元が芝からダートに替わります。
前3頭固まって、8番のヒデノヴィーナス、内から1番のレッドアネラ、今度は1番のレッドアネラが前に出ます。3番手に並んだ10番のウルトラマリンです。
1馬身後方、内が5番のノーフィアー、外は6番のリュウノユキナ。1馬身後方、差を詰める4番のルッジェーロです。
1馬身遅れて、9番のエルモンストロ、中段後方に、内2番のスナークライデン、そして3番のサザンヴィグラス、第3コーナーカーブ、あとは11番のアシャカダイキが行って、最後方は7番のタテヤマの展開です。
600mは33.1の通過。3.4コーナー中間に向かっていきます。
先手を奪い切った1番のレッドアネラ、リードは1馬身で、400mを切って4コーナーに向かいます。
2番手は8番のヒデノヴィーナス、第4コーナーから直線コースへ。
3番手、外に10番のウルトラマリン、あとは6番のリュウノユキナ、内は5番のノーフィアーです!
残り200m、今度は前は入れ替わって、8番のヒデノヴィーナスが先頭。リードは2馬身から3馬身!
追っている6番のリュウノユキナ、内は10番のウルトラマリン、あとは4番のルッジェーロが4番手から3番手をうかがっている!
しかし先頭は8番のヒデノヴィーナス、ゴールイン!
1着 ヒデノヴィーナス(8番)
2着 リュウノユキナ(6番)
3着 ルッジェーロ(4番)
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 8番 ヒデノヴィーナス
2着 6番 リュウノユキナ
3着 4番 ルッジェーロ
単勝
8 340円 2番人気
複勝
8 150円 2番人気
6 280円 5番人気
4 240円 3番人気
枠連
6-7 1,700円 8番人気
馬連
6-8 1,770円 7番人気
馬単
8-6 2,710円 9番人気
ワイド
6-8 530円 6番人気
4-8 360円 2番人気
4-6 1,270円 15番人気
3連複
4-6-8 4,080円 12番人気
3連単
8-6-4 16,480円 50番人気
■見解とポイント
勝ったヒデノヴィーナスは1.08.5のレコード勝ちでした。
中山ダート1200mのオープンクラスの平均ラップが1.10.8です。
また、12月に同舞台で開催される重賞のカペラステークスで1.08秒のラップタイムを出した馬は、2008年のビクトリーテツニーまでさかのぼります。
勝ったヒデノヴィーナスのダート1200mにおける近5戦のラップタイムが1.10秒前後なので、雨の影響で馬場が固くなり、超高速ダートになってしまったことで、レコードが出たと考えられます。
馬券に絡んだ3頭はいずれも、過去に稍重以下の馬場で勝ち星をあげていることから、湿った馬場の適正が思いっきり勝敗を左右しました。
1着はヒデノヴィーナスでした。
スタートから、積極的に先行勢に加わり、直線でもスピードに乗ってグングン加速し、後続に影を踏ませない強い競馬でした。
終始2番手で競馬をしながら、ラスト3Fが上がり最速2位となる35.3秒で勝ち切り、内容の濃い一戦でした。
もちろん、雨の影響で高速ダートになったことや、ヒデノヴィーナス自身の重馬場適正も良い方向に向き、舞台適正・レース展開、その全てが味方してのレコード勝ちだったと思います。
ヒデノヴィーナスの良馬場の平均ラップは1.10秒台なので、重馬場専用機ともいえるでしょう。
重馬場では重賞馬にも匹敵するパフォーマンスを発揮できる反面、良馬場では、人気に反して凡走するかもしれません。そのことを踏まえた上で、次走以降も注目したいです。
2着はリュウノユキナです。
こちらも重馬場適正のある一頭ですが、近走が掲示板止まりだったこともあり、5番人気でした。
中山自体は勝ち星があり、今回もじわりと脚を伸ばしましたが、今回は勝ったヒデノヴィーナスが止まらなすぎました。
勝った馬が強かったのですが、この馬も3着以下には1馬身以上離しているので、重馬場適正は低くはありません。
しかしながら、良馬場での持ちタイムはそこまで優れていないので、人気落ちしそうな重馬場舞台で狙いたい一頭です。
1番人気のウルトラマリンは4着に敗れてしまいました。
単勝オッズ1.9倍の支持を集めましたが、馬券から漏れてしまいました。
敗因は2つあり、ひとつは上位3頭が高速ダートにかみ合ったことでしょう。
もう一つは、中山のトリッキーなコースが影響したかと思います。
関西馬なので、中山は長距離輸送となりますが、前走の新潟のレースで圧勝しているので、そこまで輸送は問題ないでしょう。
問題は、中山の小回りで勾配があるコースで、ウルトラマリンと中山は相性がよくないかもしれません。
しかしながら、上位3頭とは違い、適正面の恩恵がなかった中で、4着に入選しているのは立派です。メンバー比較でポテンシャルは高かったと捉えられます。
まだまだ見限れない一頭です。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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