2021年1月11日 フェアリーステークス(G3)
■対象レース
2021年1月11日(月曜) 中中山競馬場 芝1600m
フェアリーステークス(G3)
■出走馬表
1.ベッラノーヴァ 丸山 元気
2.プリティインピンク 山田 敬士
3.アトミックフレア 酒井 学
4.ニシノエルサ 勝浦 正樹
5.クールキャット 津村 明秀
6.ネクストストーリー 杉原 誠人
7.タイニーロマンス 内田 博幸
8.テンハッピーローズ 福永 祐一
9.ファインルージュ C.ルメール
10.シャドウファックス 大野 拓弥
11.オプティミスモ 藤井 勘一郎
12.ラストリージョ 柴田 大知
13.カラパタール 横山 武史
14.ビップエレナ 菊沢 一樹
15.ホウオウイクセル 丸田 恭介
16.グロリユーノワール 野中 悠太郎
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 9番 ファインルージュ
2着 15番 ホウオウイクセル
3着 1番 ベッラノーヴァ
単勝
9550円3番人気
複勝
9240円3番人気
15480円8番人気
1400円5番人気
枠連
5-83,460円15番人気
ワイド
9-152,110円25番人気
1-91,520円18番人気
1-153,310円39番人気
馬連
9-156,970円24番人気
馬単
9-159,640円35番人気
3連複
1-9-1524,370円86番人気
3連単
9-15-1120,220円404番人気
■見解とポイント
ペースはミドルペースでしたが、1000m通過タイムが58.7秒なので、実質ハイペースといっていいでしょう。
先行争いは熾烈になりましたが、このペースのために、前は総崩れとなります。
1番人気のテンハッピーローズは、はじめは中段あたりで競馬をしましたが、コーナーワークを回るごとに少しずつ進出を開始し、4コーナー時点では3番手までつけることができました。
しかしながら、道中流れる競馬の中でペースを上げた影響もあり、直線で一杯に…そこに台頭したのが勝ったファインモーションや伏兵のホウオウイクセルでした。
全体的な結果を見ると、後ろから脚を溜めていた馬が勝ち切った内容となっており、後方有利の競馬でした。
1着はルメール騎手のファインモーションでした。
4コーナー辺りで、福永騎手騎乗のテンハッピーローズから2馬身ほど後方に構えていましたが、直線の突き抜けっぷりを見る限り、かなりポテンシャルの高さを感じさせる内容でした。
レース後にルメール騎手が「G1級」と述べられたように、鮮やかともいえる勝ちっぷりは今後、大舞台に向けても通用することでしょう。
桜花賞に向けて、面白い一頭が誕生したといえます。
2着はホウオウイクセルでした。
8枠からの発走となったので、必然的に後方から末脚を活かさざるを得ない内容となりましたが、ハイペースになったことから、展開が完全にかみ合った一頭といえるでしょう。
それでも出し抜いたファインモーションには乾杯といった内容なので、この一戦で今後人気するようであれば、軽視したい一頭です。
1番人気のテンハッピーローズは4着でした。
前走のアルテミスステークスにおいて、2歳最優秀牝馬のソダシの3着ということで1番人気に支持されましたが、流れる競馬で無理に道中行かせてしまったことで、大きくスタミナを消耗し、直線で一杯になってしまいました。
福永騎手の強気の仕掛けは、好感がもてますが、この一戦に限っては、道中の早めの仕掛けが裏目に出たといわざるを得ません。
もっとも、展開が合わなかったのも事実で、そのなかで4着に入選しているので、展開がかみ合えば、まだまだチャンスはつかめる一頭でしょう。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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