2021年1月31日 シルクロードステークス(G3)
■対象レース
2021年1月31日(土曜) 中京競馬場 芝1200m
シルクロードステークス(G3)
■出走馬表
1.ザツィンガー 和田 竜二
2.ライトオンキュー 古川 吉洋
3.コントラチェック 池添 謙一
4.セイウンコウセイ 幸 英明
5.ラヴィングアンサー 吉田 豊
6.カイザーメランジェ 太宰 啓介
7.エイティーンガール 坂井 瑠星
8.プリモシーン 岩田 望来
9.ヴェスターヴァルド 富田 暁
10.ルッジェーロ 藤岡 佑介
11.リバティハイツ 団野 大成
12.ラウダシオン M.デムーロ
13.シヴァージ 福永 祐一
14.トゥラヴェスーラ 岩田 康成
15.モススーパーフレア 北村 友一
16.ミッキースピリット 松若 風馬
17.タイセイアベニール 松山 弘平
18.クリノガウディー 鮫島 克駿
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 13番 シヴァージ
2着 2番 ライトオンキュー
3着 12番 ラウダシオン
単勝
13 660円 4番人気
複勝
13 220円 4番人気
2 220円 3番人気
12 190円 2番人気
枠連
1-7 820円 3番人気
ワイド
2-13 870円 5番人気
12-13 700円 2番人気
2-12 740円 3番人気
馬連
2-13 2,320円 6番人気
馬単
13-2 4,600円 12番人気
3連複
2-12-13 4,080円 3番人気
3連単
13-2-12 25,250円 30番人気
■見解とポイント
レース自体は、好ダッシュを決めたヴェスターヴァルドやライトオンキューを差し置いて、モズスーパーフレアが逃げる展開となりました。
モズスーパーフレアからしたら、この展開しかないといった競馬です。
600m通過タイムが33.7秒と、スプリンター戦にしては極端に速い展開ではありませんでしたが、モズスーパーフレアは高速馬場で駆け抜ける競馬が得意なので、現在の時計の掛かる馬場では、例えペースをあげたとしても、自信の能力を発揮できる舞台ではありませんでした。
その中で、勝ち星を挙げたのは4番人気のシヴァージでした。
シヴァージの勝ちっぷりを評価するにあたって、手綱を握った福永騎手の手腕を語らずに入られません。
モズスーパーフレアが出走することでハイペースで展開すると予想したのでしょう。
じっくりと脚を溜める競馬にシフトし、直線でも馬場の良いところを選択した福永騎手の手腕は見事です。
実際にラウダシオンやライトオンキューといった競合に先着しているのは、陣営が何がなんでも賞金を加算したい思惑もさることながら、昨年から絶好調の福永騎手の能力が導いた結果です。
見事な一着です。同舞台の高松宮記念ではグランアレグリアという令和の最強スプリンターが出走するかと思われますが、それでも馬券に絡めたくなるような走りでした。
2着のライトオンキューも内枠の理を活かした積極的な競馬で、馬のポテンシャルを引き出せる競馬をしました。
この馬は一昨年の時計の掛かる京都最終週の京阪杯を制しているように、力の要る馬場はむしろ歓迎で、手綱を常に握っている古川騎手もそれを意識した内からの競馬で好走しました。
相手こそ強かったものの、しっかりと自身の競馬ができているので、パワーが求められる北海道開催でもまだまだ期待できるでしょう。
昨年のNHKマイルの覇者であるラウダシオンは3着でした。
着順だけ見たら勝ち切ってほしかった風潮もありますが、久々のスプリント戦でG1馬を蹴散らしての着順は、決して悪くないと思います。
馬体も短距離向けになってきていますし、今後もまだまだ軽率するのは早計でしょう。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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