2021年3月6日 オーシャンステークス(G3)
■対象レース
2021年3月6日(土曜) 中山競馬場 芝1200m
オーシャンステークス(G3)
■出走馬表
1.ナリタスターワン 笹川 翼
2.アルピニズム C.ルメール
3.アレンモエ 北村 友一
4.ビアンフェ 藤岡 佑介
5.アンヴァル 藤岡 康太
6.ヒロイックアゲン 石橋 脩
7.カイザーミノル 横山 典弘
8.コントラチェック 丸山 元気
9.エイティーンガール 大野 拓弥
10.ヴェスターヴァルド 富田 暁
11.アストラエンブレム 石川 裕紀人
12.キングハート 木幡 巧也
13.アウィルアウェイ 三浦 皇成
14.アイラブテーラー 横山 武史
15.ダイメイフジ 田辺 裕信
16.ラヴィングアンサー 勝浦 正樹
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 8番 コントラチェック
2着 3番 カレンモエ
3着 4番 ビアンフェ
単勝
8 3,340円 11番人気
複勝
8 530円 11番人気
3 120円 1番人気
4 420円 7番人気
枠連
2-4 1,360円 4番人気
ワイド
3-8 1,720円 19番人気
4-8 6,820円 71番人気
3-4 880円 6番人気
馬連
3-8 4,550円 16番人気
馬単
8-3 16,050円 46番人気
3連複
3-4-8 18,650円 67番人気
3連単
8-3-4 168,680円 531番人気
■見解とポイント
中山のスプリント戦らしいハイペースな競馬でした。
特に最初のハナ争いはビアンフェかカレンモエが行くかと思われたのですが、結局はビアンフェが主導権を握る形となりました。
しかし、600m通過が33.7秒は、近10年のオーシャンステークスの中でも遅い走破時計で、思った以上に稍重馬場の影響が響いたかもしれません。
ただ、馬券に絡んだのがいずれも逃げ・先行馬だったので後方馬にはより厳しい展開となったのは事実。直線で沈みながらも3着に入選しているビアンフェを見るように、レース全体を見るとハイペースながらも前が有利の展開でなおかつスタミナが求められた舞台だったといえます。
1着はコントラチェックでした。
距離適性における課題が問われていましたが、この一戦で才能が開花したように見えました。
この馬は過去の戦績を見る限り、ハナを握らなければ負けるのが通例となっているのですが、今回は3番手位の位置から、最後の最後、先に抜け出したカレンモエを捕らえ切っての勝利で、いままでのコントラチェックではまず間違いなく見られなかった競馬が見られたのはびっくりしました。
おそらくはマイル以上の距離で培ったスタミナが、消耗戦に近い今年のオーシャンステークスで生きたと予測できます。
今回は勝ち切りましたが高松宮記念でスタミナが求められることはあまりないので、G1前線は厳しいといえます。
2着のカレンモエも極めて惜しい競馬でした。
初の中山ながらも内枠の理を活かした強気の競馬で、直線は完全に勝ちパターンに持っていっていたのですが、併せるように競馬をしたコントラチェックに舞台適性が味方してしまい、今回も重賞はお預けとなりました。
ただ、カレンモエはどんな舞台でも堅実に走るのは両親ゆずりですね。
極めて安定しているのでコントラチェックよりも馬券予想しやすく、また、惜しい競馬が続いているので、近いうちに重賞タイトルは手にできるでしょう。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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