2020年10月11日 北陸ステークス
■対象レース
2020年10月11日(日曜) 新潟競馬場 芝1200m
北陸ステークス(3勝クラス)
■出走馬表
1.ビアイ 原田 和真
2.シセイヒテン 西村 淳也
3.ナンヨ―アミーゴ 柴田 善臣
4.ヒロイックアゲン 団野 大成
5.ホープフルサイン 丹内 祐次
6.アルミューテン 黛 弘人
7.コウエイダリア 藤懸 貴志
8.メイショウカリン 加藤 祥太
9.スターリーステージ 岩田 望来
10.ヒルノマリブ 亀田 温心
11.ショウナンマッシブ 斎藤 新
12.ロードアクア 田中 健
13.フォッサマグナ 杉原 誠人
14.タイセイブランシュ 勝浦 正樹
15.サラドリーム 藤田 菜七子
16.シルヴェーヌ 田中 勝春
17.アヌラーダプラ 横山 武史
18.アダムバローズ 菱田 裕二
■レース内容
スタートしました。
ほぼ揃いました。
好ダッシュは12番のロードアクア出ました。リードは半馬身。これに6番のアルミューテンが並んでいきます。前が2頭。
後ろに4番のヒロイックアゲン、内は1番のビアイが3番手と4番手。前から5頭目は17番のアヌラーダプラです。
あとは1馬身差、18番のアダムバローズ、そして7番のコウエイダリアが行って、内からは2番のシセイヒテンです。
この馬群の中に5番のホープフルサイン。これから3コーナーへ向かいます。さらには13番のフォッサマグナもこの馬群の中。更には、1馬身差、16番のシルヴェーヌが続いて3コーナーをカーブしていきます。
あとは15番のサラドリーム、9番のスターリーステージ、そして8番のメイショウカリンで3.4コーナー中間です。
後方からは11番のショウナンマッシブ、3番のナンヨ―アミーゴ、外は14番のタイセイブランシュ、最後方は遅れて10番のヒルノマリブ。
前は第4コーナーカーブ、400mを通過。いま直線コースに向かいます！
6番のアルミューテンが先頭ですが、ロードアクア並んでくるか？
あとは外から17番のアヌラーダプラ。前3頭広がってくる。残り200mを通過した！
間を狙っているのが4番のヒロイックアゲンです！
先頭は6番のロードアクアか！？
そして最後に2番のシセイヒテンも突っ込んでくるが！
先頭は抜けた！
12番のロードアクア！ゴールイン！
更には4番のヒロイックアゲンが2番手争いに加わっています！
1着 ロードアクア(12番)
2着 ヒロイックアゲン(4番)
3着 シセイヒテン(2番)
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 12番 ロードアクア
2着 4番 ヒロイックアゲン
3着 2番 シセイヒテン
単勝
12 1,540円 6番人気
複勝
12 590円 9番人気
4 210円 2番人気
2 660円 12番人気
枠連
2-6 2,310円 11番人気
馬連
4-12 3,350円 8番人気
馬単
12-4 7,790円 21番人気
ワイド
4-12 1,360円 8番人気
2-12 4,600円 57番人気
2-4 1,980円 16番人気
3連複
2-4-12 22,040円 62番人気
3連単
12-4-2 135,700円 395番人気
■見解とポイント
新潟は台風14号の影響がなく、土曜日から晴れた良馬場で開催されました。しかし、開幕週とは言え、夏競馬から1か月弱と、短い間隔を空けての開催ということもあり、芝は完全には回復しておらず、時計はそこまで速くありません。
土曜日の12Rに開催された朝日岳特別の勝ち馬のタイムが1.09.3で、今年の北陸ステークスの勝ち馬のロードアクアのタイムが1.08.7でした。
クラスの差こそあれど、土曜日の京都で開催された芝1200mのオパールステークスが、台風の影響で重馬場であったにもかかわらず、勝ったリバティハイツのタイムが1.08.6であることから、今年の開幕の新潟は、重馬場の京都よりも時計のかかる舞台だったといえるでしょう。
勝ったのは先行競馬でレースを行ったロードアクアです。
元々1400m～1600mを使われてきた馬でしたが、今年に入って距離短縮し、頻繁に馬券に絡んでいます。
しばらくは勝ち星を手にすることができませんでしたが、前走の別府特別で勝利を手にし、今回連勝を重ねることができました。
明らかに距離を短くして良化した一頭です。
新潟は、ケイデンスコールが勝った新潟2歳ステークス以来でしたが、舞台適正は全く問題なく、危なげのない競馬でした。
前走は小倉で今回は新潟と、全く正反対な舞台で勝ち星を詰めているのは大きいですね。今年は賞金の積み重ねに集中して、オープン入りした際は、来年のサマースプリントシリーズで見てみたい一頭です。
2着はヒロイックアゲンです。
先行競馬で、直線でも粘り強い競馬をしましたが、先に抜け出したロードアクアには届かず、しかし、後続はしっかり押さえての2着でした。
ヒロイックアゲンは、粘り強い競馬ができる先行馬なのですが、使える脚がほとんどないので、今回のロードアクアのように、ヒロイックアゲンより前で競馬をする馬がいるレースでは勝ち星を積み重ねるのが難しいですね。
特に前半がゆったりした流れになると、かなり厳しいですね。
年齢的に、今後の成長には期待し辛いですし、今後、勝ち星をあげるのであれば、ハイペースで逃げてくれる馬がいるレースや、先行争いが熾烈になりそうなメンバー構成の中で競馬をするしかないでしょう。
複勝では狙いやすいのですが、アタマで狙うのは危険ですね。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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