2021年3月21日 阪神大賞典(G2)
■対象レース
2021年3月21日(日曜) 阪神競馬場 芝3000m
阪神大賞典(G2)
■出走馬表
1.タイセイモナーク 小崎 綾也
2.タイセイトレイル 岩田 康成
3.シロニイ 松若 風馬
4.メイショウテンゲン 酒井 学
5.ナムラドノヴァン 内田 博幸
6.ディープボンド 和田 竜二
7.アドマイヤジャスタ 斎藤 新
8.ショウリュウイクゾ 団野 大成
9.アリストテレス C.ルメール
10.ユーキャンスマイル 武 豊
11.ツーエムアロンソ 松田 大作
12.ダンスディライト 福永 祐一
13.ゴースト 鮫島克駿
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 6番 ディープボンド
2着 10番 ユーキャンスマイル
3着 5番 ナムラドノヴァン
単勝
6 1,030円 3番人気
複勝
6 830円 3番人気
10 730円 2番人気
5 2,590円 9番人気
枠連
5-7 3,010円 9番人気
ワイド
6-10 920円 9番人気
5-6 2,710円 25番人気
5-10 3,020円 29番人気
馬連
6-10 3,510円 11番人気
馬単
6-10 7,640円 20番人気
3連複
5-6-10 25,170円 61番人気
3連単
6-10-5 120,400円 263番人気
■見解とポイント
断然1番人気のアリストテレスが7着に敗れてしまったことで悲鳴にも似た声が響いた阪神競馬場。
当日の阪神はダートは不良馬場、芝は重馬場でレースが施行され、この阪神大賞典も重馬場でレースが開催されました。
レースはツーエムアロンソがハナを切る形となり、続いてシロニイがレースを引っ張ります。
通過タイムがスタート2F目を除き、終始1F12秒台を刻む形でレースが進行しました。ところで阪神大賞典は馬場の影響が如実に反映される舞台です。過去10年内に稍重以下の馬場で開催された年は2度あります。(オルフェーヴルが逸走した2012年とシャケトラが制した2019年の阪神大賞典。)
この2年と今年の阪神大賞典に共通するのは後半終始1F12秒~13秒台でラップが進行していて後半のラップを見ると、1Fあたり11秒台のラップを刻んだ時がありません。
逆に、良馬場で開催された阪神大賞典の後半1Fを見ると、1F11秒台を刻んでいます。このことから、阪神の芝3000mは天気が悪くなると瞬発力が活かされないのが分かります。
実際に、今年の阪神大賞典で好走したディープボンドと4着のシロニイは持ち前のスタミナを活かして好走。2着に入ったユーキャンスマイルと3着のナムラドノヴァンはスタミナを温存させて好走しました。
逆に、1番人気のアリストテレスは最終コーナー手前で勝負に挑みましたが、直線で失速しているようにスタミナが切れてしまっています。このことからアリストテレスよりも勝ったディープボンドのほうがステイヤー色の強い馬だといえます。
今年の阪神大賞典は重馬場の影響でスタミナの絶対量が重視されました。スタミナを切らさず競馬することが大切な一戦でした。
なお、阪神大賞典は天皇賞(春)の結びつきが強いレースですが、近年のステイヤーレースはスローからの瞬発力勝負に繋がる傾向が多いので、今回上位に入選した馬が天皇賞(春)でも通用するかというと難しいです。
当日の馬場を見ながら馬券は健闘された方が良いと思います。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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