JRAの各レースに出走する資格として、当然所属している厩舎がJRAの登録資格のある厩舎であればそこから競走馬を番組プログラムの条件に合わせて出走させる事が出来ます。それぞれの所属以外でもJRAの競争に出走出来るもの
もあり、特にJRAの馬も地方の交流戦に出る事が出来る今度はその逆が、地方馬達が中央のレースに挑む事が出来ます。当然ふがいないレースをする訳にはいかないので、ある程度地方競馬でも実績を積んだ馬達がそれぞれ挑む
訳となります。その他に競馬新聞を見てみるとJRAの競争に出走してくる馬の中で丸で囲まれた外と言う文字と四角で囲まれた外と言う表記の馬が馬名の前に記載されています。これはどう言った意味の馬達なのかと言えば、
種付けの登録で日本に所属している種付け馬以外で、外国で種付けを行いこちらで育てた馬でJRA所属の厩舎が輸入された外国馬の種付けを行ってそこでJRA所属の厩舎が調教を積レースに出走させるケースの事を言います。
では四角で囲まれた外国馬角外馬はどう言った馬なのかと言えば、これは紛れも無く外国生産の外国厩舎で調教も受けた馬が日本のレースに参加してきたケースがこの表記で表されます。同じ様な感じですが、結果的にJRAの
所属厩舎の手が入っているかの違いがあり、そこで外国産である事は一緒なので意味合い的には全く日本が関係ないのかどうなのかで分類されます。日本のレースではこうしたJRAの所属馬以外の馬が参加出来るレースも沢山
あって、レースのレベルもますます高くなっていきます。地方競馬もやはりJRA所属馬がそこで交流戦として戦い地方競馬のレベルアップの躍進に一役かっているのですが、まだまだ中央のサラブレッドの方がレベルが高い馬が
多いのも現実の様です。地方所属の馬達のレベルアップは、時々化け物の様なサラブレッドが生まれるケースもありますが、絶対数がJRAの所属の馬の方が多く交流競争を開催しても中々地方の馬が上位にこれない現実もあります。
外国の子馬もやはり成長力を考えると、日本の所属している種馬には無い血統も多く強い馬も中には居ます。こうした丸外の馬がJRAのG1を制する姿を何度も見てきましたが、やはりそこには日本の歴史を覆すほど強い血統であり
日本の競馬に順応する力もかなりあります。日本所属の調教師がそれぞれ強い血統で日本の競馬で勝てる様に調教する訳ですのでその確率はかなり高くなります。JRAでG1が行われる際に招待馬として角外の馬を招待しますが、
そこで結果が出る馬と全くでない馬の2分されます。これはどうしてもレースでの馬場が合わない事や長距離の輸送で疲れてしまいどうしても結果が出せないなど、やはり不安の要素の方が沢山あります。その為中々角外の馬が
結果を出してG1を取ったと言う事を見ることが少なく、本物と言われる馬で数頭JRAのG1を獲得した事がありますが、中々それ以外の角外の馬が結果を出せない状況にあります。競馬を予想する人々にとってもどのタイミングで
好走すか判らない馬でもあり、当然力関係に置いてはレベルの高い外国を主戦として戦っている事などから、JRAのG1の馬券に絡んでもなんら不思議ではない馬も沢山来てくれます。そう言った馬が来ると悩ましくなるのが馬券であり、
どのタイミングで来るかを追っかけたりすると、お金もそれだけかかります。そこで来ない馬か来る馬かと言った所も、ある程度力関係だけでなく日本の馬場に合った血統の馬が来ているのかどうか、まずはそこを検討しながら色々と
馬券の取捨を考えていく必要があるでしょう。馬の表記に関しては、こうした意味合いがありJRAの所属の馬達もこうした外国の馬や地方の馬達と戦いながら、沢山のレースで結果を求められ競馬ファンを魅了している状況となります。
【地方馬と外国馬と角外国馬の違い】