日本の競馬では帽子の色分けと枠の関係性は、単に８色色の見分けが付きやすい様に取り決めされた様です。何気に１番枠が白で２番枠が黒で３番枠が赤４番枠が青で５番枠が黄色６番枠が緑で７番枠がオレンジ８番枠がピンクと言った色彩豊な色分けになります。これは見た目に間違いにくくしている事と、競馬のレースの実況の方もこれだけ色がしっかりと帽子にあると間違いにくくなります。自分の応援する馬が帽子の色で判断出来れば、それも目印のひとつとなります。
勝負服が同じ厩舎の馬が例えば同枠に入って見分けが付かない場合は染め分け帽子と言う４つ割になった色合いの帽子をかぶり識別を図ります。馬券の購入をしている馬の勝負服を見て来たと思ってもそこで染分け帽が違えば的中はしていなかったりします。それを判断させる為に帽子があり色分けで判断出来る様にしています。色分けにより枠連は直ぐに判る馬券であり、自分が買った馬かどうかなどを判断するゴール前はやはり勝負服や帽子で見分けていきます。
競馬はゼッケンがあってそれを見て番号を確認したりはしますが、そこで見分けるにはやはり帽子の色が一番でその後は勝負服だったりです。馬の色が目立つあし毛の色だったらそれこそこの馬買っていたなど馬券も見分けが付きますが、ゼッケンの数字で直ぐに見て判るのは、大きなモニターなどを見たときであり遠くから見て直ぐには判らない所もあります。馬券の購入に際して自分が買っている馬を沢山見るのは、三連系の馬券であれば特に何が来たのか直ぐには判らなかったりします。せめてゼッケンが見えて帽子の色とその辺りを判断出来れば合わせて馬券が当たったのかどうかは直ぐに判る事となります。それこそ競馬は今出こそ馬連や三連複と言った馬単位で見ていく馬券が多くなりました。
これまでは枠連や単勝や複勝と言った馬券だけで、特に枠であれば色合いだけ合わせて持っていて、一つの枠に数頭馬が入っても結局その色の組み合わせが来れば馬券は的中となります。こうした馬券の的中を見る上で馬券の種類が少ない事もより的中馬券を見分ける判断として帽子が一番判りやすかったのかも知れません。当時の馬番号はあくまでも発走する枠から何頭目の馬なのか、今でこそ数多くの馬券が馬番号を元に購入するものが増えていてレースをゼッケン番号で追わなければ行けない時代になっています。それだけ馬券の種類が増えて楽しくはなりましたが、レースを追っかける馬が増えて何処と見たら良いのかゴールしても当たったかどうか判らない瞬間もあります。
まずは、馬券を買う事で、それだけ多くの馬を買っていれば何を応援したら良いのか判らないのが正解です。なので競馬の応援の仕方は人それぞれですが、一つの馬を追っかける事がたやすく出来るでしょうからそこから初めて、自分の買っている馬で特に重要な馬、この馬が来なければ馬券ははずれと言った馬をピックアップしながらレースを応援すると良いかも知れません。レースを見ながら感じる所は、沢山の馬達がレースに出走してそこで応援している馬が複数いればまた違う応援の仕方となり、それこそ勝負服やゼッケンや帽子を覚えてゴール前の叩き合いから抜け出す時に喜びも一塩だと思います。
競馬も歴史がありこうした馬券の種類が豊富になって応援する馬券の種類や馬なども何処を見てレース観戦しているのか、それも人それぞれとなります。馬券の種類から違えば帽子だけで何が来たのか判らないのでやはり目で見る情報と実況を聞きながら自分の買っていた馬がしっかりと馬券になっているのかそこで判断する事が重要です。馬券が的中していれば喜びもまた増えますし、見た目でハナ差の勝負であればどっちかなどＶＴＲで確認しながらレースを見て行きます。まずはそこを踏まえて馬券も的中していか帽子などの見た目からゼッケンを見ると良いでしょう。