競馬の予想ファクターの一つにパドック診断があります。ここではパドックの重要ポイントをまとめてみました。パドックとは競走馬がレース前30分にお客さんの前で周回して、時間が経過するとジョッキーが騎乗する馬にまたがり、今度は
その状態をお客さんに見せます。サラブレッドも、その日の馬体のコンディションを見てもらい馬券検討に役立ててもらおうと主催者としてもそこは、必ず行われます。レース前の状況ですので、輸送が行われて現状の体調がそこでは見えます。
そう言う事は、馬の状態を見て馬券を買えるのであれば最高の予想ファクターになります。特にジョッキーを乗せてから周回を重ねると馬券になる馬かどうかを判断出来ると言えます。しかし素人は中々その調子の良し悪しを判断するのが
出来ません。それは当然の事かもしれませんが、プロのジョッキーが見ても馬の常態を見ながら馬券を買っても中々当たらないのが現状でありではどうしたらパドックで馬を見る事が出来る様になるのかです。まず脚に注目するとスムーズ
に歩く事が出来ているかになります。歩き方がガクガクなっていると、それだけでも走れていないコンディションかも知れません。今度はお腹の周りが大きくなり過ぎていないかです。お腹が大きいとそれだけ早く走れません。重たい斤量と
同じハンデの斤量を背負わされていて、お腹周りは大きいかどうかの判断は素人でも出来るかも知れません。あと明らかなチャカツキです。入れ込みが激しいと体力を消耗してしまいレースでも凡走する危険性があります。そこを
しっかりと考えて購入する馬券から外すなどの検討が必要です。あと汗などの発汗がすごく泡状に汗が馬の体に付いているなど、これも調教が激しいので汗をかきやすくなりますが、あまりにひどい汗であれば、好ましいとは言えません。
意外と二人引きしている馬も、実は直ぐに入れ込みコンディションも微妙な馬も多い様です。これは厩舎の考えでさせているのかしないといけない状況なのかも判断が悩む所となります。パドックはヒントが一杯隠されている場所でもあり
競馬の馬券検討を行っている人が、全部買う事が出来ない馬のあら捜ししてそこで買わない馬を見つける事も競馬の醍醐味となります。パドックのヒントでも周回する外を元気良く回っていればやは好走するチャンスも広がり、それだけ
状態が良い事も伺えます。競走馬は、G1になればなるほど厩舎も仕上げてくるので、それこそ100%能力を発揮出来る状態を作るG1のパドックはどの馬も良く見えます。それを基準にして他のレースは仕上げ段階のたたき台であれば
やはり馬の状態も70%と言った所になります。しかし強い馬は70%の仕上げでもあっさりと勝ってしまうので、それに関して言えば仕上げ途上のステップレースの馬体とG1のパドックを映像で比較してみるとわかりやすいのかも知れません。
パドックはヒントを沢山くれますが、それでもヒントまでで確信にはなりません。あくまでも予想のファクターの一つとして好走するかも知れない馬や凡走しそうな馬をしっかりと判断する材料を提供してくれます。そこから競馬の情報として
パドックを取り入れて馬券でプラスにした人も居ます。特に未勝利や新馬と言ったクラスは、勝てない馬がいる訳ですので、パドックでどうあがいても走らない馬はそこにいます。だからパドック判断で買うのであれば、下のクラスの馬を買えば
それこそ実力に差が出ます。だから少し強そうな馬のパドックでオーラがその馬だけあれば、それは間違いなく勝ち馬になるチャンスの高い馬かも知れません。パドックはインスピレーションやこうしたオーラが見える時があります。
パドックで見る、重要なポイントは沢山あり馬体重のプラスが本当に太いかそれとも成長分なのかと言った事もパドックでは見なければいけません。そこを踏まえてパドックの重要性はファクターとして馬を絞る材料としてもとても大切となります。
【パドックの重要ポイント】