競走馬が鞍を付ける下に重りの斤量が増えてそこでレースで出走する重さに合わせて出走します。この斤量(重り)が実際にレースのどの様に作用するのか考えてみると、特に馬体重が増えてどうこう言う事は自分の体
の重さだから、パワーで何とか出来ますが、馬具などの下に入れる斤量の重みは実際に背中に乗せながら走れば走りにくくなります。これはジョッキーの重さにも同じ事が言えますが、軽量のジョッキを乗せると馬は
軽々と走り出し、例えば落馬をしてジョッキーが乗っていない馬はスイスイと進みます。これを考えると、やはり背中に乗っている斤量(重り)はレースのかなり影響して来る事が考えられます。ハンデ戦などで58キロ
背負った馬と軽量の50キロの斤量の馬が競い合った場合、実力があるので斤量が重たい馬はやはり実力を出そうとします。しかし軽量の50キロ斤量の馬が3着以内に飛び込んでくるケースも多々ありそこを踏まえると
軽い斤量の馬が居ればレースに直結する可能性はかなり高くなります。馬券の購入に際して色々なファクターを取り入れている予想には、こうした斤量が軽い馬をチョイスして穴をあけると言ったレースで高額配当を
ゲットしたケースを聞きます。これもやはり斤量(重り)が軽いかどうかでレースの状況も変わりますし、特にハンデ戦はこうした軽量の馬が軽視されやすい傾向があり、逆に馬券になるチャンスはここだとばかりに
狙いをつける人も居ます。重りがあるかないかでは、それだけレースを左右する可能性が高くちょっとの重しだから大丈夫と思ってもそれが1秒を争うレースともなればかなり高々1キロでも変わってくる可能性はあります。
重たい重しを背負った斤量58キロの人気となる馬が人気通り走ってくるケースも良く見かけるので馬格の大きい馬には斤量はあまり影響ないケースもある様です。特に痩せて非力な馬にはこの斤量が大きく影響する
可能性は高くなり、斤量を背負ってどうかと言う実績も予想する前に入れておく必要があります。まずは競馬を予想する上でもレースに直結する可能性が高いこの斤量(重り)はやはり上手な取捨を迫られていきます。
取捨を上手に出来れば、軽量過ぎる馬の凡走やハンデの一番重たい斤量を背負っている馬の実力など加味しなければいけない事も増えてきます。データと言うよりもそれはその馬が経験する中で、斤量を気にしないのか
どうかをまずは過去のレース分析で把握すると良いのかも知れません。そうした部分で、レースに斤量(重し)の重たいか軽いかを判断材料としてそこで買える馬かどうか判断したいところとなります。そうする事で
馬券としても良い結果につながりますし、競馬のレースと斤量(重し)が結果的に直結するかどうかが分かります。基本的にはかなり影響する可能性が高いのですが、そこを踏まえて馬券として入れるかどうかは考え
ある程度影響するとしても、馬格の大きな馬はそれほど斤量を気にしないケースもあるので馬にもよると考え方を改めた方が良いかも知れません。どちらの判断にしても斤量の軽い馬がハンデ戦で馬券の対象になり
大きな配当をもたらすケースが多いのも事実であり、そこを考えながら競馬を行うことも馬券検討には十分必要な要素となります。馬券を購入する前に切れる馬は出来るだけ増やさなければ、18頭全部購入すると
当たってもマイナスとなるケースが多くなり儲けを出す事は難しくなります。馬体重や斤量などがレースに影響を及ぼすのも数パーセントはあるはずです。そこをしっかりと考えて馬券検討につなげると良いかも知れません。
【斤量(重り)とレースの関係】