2021年3月27日 毎日杯(G3)
■対象レース
2021年3月27日(土曜) 阪神競馬場 芝1800m
毎日杯(G3)
■出走馬表
1.プログノーシス 藤岡 佑介
2.ディープリッチ 藤井 勘一郎
3.レヴェッツァ 池添 謙一
4.ルペルカーリア 福永 祐一
5.ダディーズビビット 浜中 俊
6.シャフリヤール 川田 将雅
7.グレートマジシャン C.ルメール
8.ウエストンバード 国分 優作
9.ロジローズ 団野 大成
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 6番 シャフリヤール
2着 7番 グレートマジシャン
3着 1番 プログノーシス
単勝
6 290円 2番人気
複勝
6 110円 2番人気
7 110円 1番人気
1 200円 4番人気
枠連
6-7 230円 1番人気
ワイド
6-7 140円 1番人気
1-6 430円 5番人気
1-7 380円 4番人気
馬連
6-7 260円 1番人気
馬単
6-7 580円 2番人気
3連複
1-6-7 710円 2番人気
3連単
6-7-1 2,550円 6番人気
■見解とポイント
新たなクラシック候補が名乗りをあげました。
毎日杯を制したのはシャフリヤールです。勝ちタイムが1.43秒9で、日本コースレコードタイを記録しました。
逃げたウエストンバードが1000mを57.6秒で通過しており、シャフリヤール自身も目測で58秒ほどで通過しているので速い流れで競馬をしています。
そして、直線でもスピードが落ちることなくするすると内から脚を伸ばしました。外からくるグレートマジシャンの追撃もすばらしいものでしたが、それをかわしての完勝劇でした。
あまりにも好時計を叩き出したので、阪神の高速馬場を疑いたくなります。たしかに、現在の阪神は3会場の中で最も時計が出ています。
しかし、同日に開催された君子蘭賞(3歳牝馬限定戦)の勝ち馬のニーナドレスの時計が1.47秒6なので、牡馬と牝馬の能力云々を踏まえたとしてもタイムは別格といえます。
そしてなにより、流れる競馬でしっかりと脚を伸ばして好時計を叩き出せる馬は間違いなく強い馬です。シャフリヤールは混戦模様の牡馬クラシック路線に一石を投じました。
改めて、1着はシャフリヤールでした。
前走の共同通信杯がエフフォーリア、ヴァルティファルスに離されての3着だったので人気を落としていましたが、ここで汚名返上を成し遂げました。
前走の共同通信杯は超スローからの瞬発戦となったので、キレの劣るこの馬にとってはどうしても苦しい内容でした。
今回の毎日杯のように、流れながらもしっかりと脚を使えたのは強力な武器となるでしょう。しかも、先行馬で自分からペースを上げていくこともできるので、レースの主導権を握ることもできます。
今回はテン乗りの川田騎手が馬の強さを引き出しましたが、強い騎手が騎乗すればするほどこの馬のポテンシャルを発揮できるのではないでしょうか。
1番人気のグレートマジシャンは2着に敗れましたが、この馬もシャフリヤールと同タイムでゴールしているのでポテンシャルは相当なものです。
シャフリヤールとの差はコースの位置取りでしょう。グレートマジシャンは直線で外から仕掛けましたが、川田騎手がインから馬の力を引き出して突き抜けたので、ルメール騎手の位置取りよりも、相手が強かったことが敗因です。
それでも見せ場のある競馬はできました。
皐月賞はシャフリヤール、グレートマジシャン共に初となる中山競馬となるので、本線でどれだけ力を発揮できるか注目です。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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