競馬を初めて競馬場に行って予想検討に入る人で、スタートからパドックを見ると言う選択肢があります。このパドックを見る事で激走しそうな穴馬を純粋に馬の状態確認とともに行う事が出来る場所であれば、それは
最高な場所となります。しかし実際にパドックをまともに見れる人はどれだけ居るのか、やはり疑って疑心暗鬼の目で見ても馬の良し悪しを判断するのも無理があります。情報として伝わるパドックは、目で見て判る部分
では脇の下から白い汗が泡の様に出ている馬が夏競馬になれば必ずいます。調教から汗をかいているケースでどうしても発汗が止まらない場合は馬が夏負けして走れないケースもあったりします。パドックで入れ込んで
中々まっすぐ歩いてくれない馬や、厩務員が2人引きしている馬などこれは、何処か馬自身が入れ込みが凄く落ち着きがない場合が多いです。これもパドックで余計な体力を消耗してしまいいざレースに行ってみるとスタミナ
がない場合が多いです。パドックを見て見た目の情報からわかるのは、馬も生き物特有の元気さを表すパドックの周回から外を元気よく回っている馬がいれば、これは買いの印を出しているのかも知れません。やる気が
ある馬は、それだけレースでも積極的に走ってくれるケースも多く、純粋に競馬でレースを順調な形で走れる馬は、状態面から精神面などしっかりとパドックでも落ち着いている馬がほとんどだからです。そう言った
パドックが与えてくれる見た目の情報も、素人では中々感じ取る事が難しいでしょうが、強いてポイントとして挙げるのであれば周回する馬がジョッキーを乗せて気合を見せてしっかりと前にどんどん進んでいく様な
馬であれば、かなりの可能性で好走が期待出来ます。競馬とはやはり馬が走る前にジョッキーとの相性もとても大切で、その戦略の元でレースを好走出来る状況になる為まずは手の有ったコンビネーションをパドック
などでも順調に進んで、返し馬まで綺麗な形であれば、スムーズなレースが期待出来ます。馬のお腹辺りもやはり大きすぎて明らかに重たいかもと思わせる馬もパドック診断を行う上でとても重要なファクターとなります。
馬も人間同様に胴の詰まったタイプや胴が長いタイプなどに分かれて、短距離が得意な馬や長距離が得意な馬など得意分野として活躍出来る場所が違ってきます。そう言った時に新馬戦でどちらに適性があるのかは走らせ
てみなければわからない所もあります。しかしパドックなどから判断して適性は短距離かなとか長距離かなと言った事は少しは判るかも知れません。それを知ったことによりパドックで走るかもと言う事は少しは判り馬券
の対象とするかどうかもそこで決める事が出来ます。想像だけの状態で新馬戦は予想しなければいけないのですが、パドックがあればそれは少しは適正なのか判断の材料に出来る為パドックはとても良いファクターとなります。
素人の方が良くパドックで、馬と目が合ったから馬券を購入しようなどそれこそ偶然なのか必然なのかわからない状況ですが、何かのメッセージを送っているのであればヒントがそこに潜んでいるのかも知れません。競馬
を長くしている人は、どんな馬の形が良く走りそうかなど、大体わかってきます。それを踏まえた上でG1などに出てくる馬のパドックはほとんどどの馬も厩舎が仕上げていて、申し分のない体格をしています。そこで判断する方が
かなり難しい状況ですので、パドックが本当に役立つのは未勝利戦や新馬戦などレースの格が下のレースでそこでは全く走る気のない馬が数頭いますのでそれをピックアップして馬券から外すとそれだけで点数を絞れて良いでしょう。
【パドックで馬を見るポイント】