2021年7月11日 プロキオンステークス(G3)
■対象レース
2021年7月11日(日曜) 小倉競馬場 ダート1700m
プロキオンステークス(G3)
■出走馬表
- メイショウワザシ 西村 淳也
2.アヴァンティスト 松若 風馬
3.メイショウカズサ 松山 弘平
4.マリオマッハー 森 裕太郎
5.ブラックムーン 浜中 俊
6.トップウイナー 和田 竜二
7.ナムラカメタロー 小牧 太
8.ワイドファラオ 福永 祐一
9.ウェスタールンド 藤岡 佑介
10.サンライズホープ 幸 英明
11.ペプチドバンブー 富田 暁
12.ダノンスプレンダー 川田 将雅
13.タイサイ 中井 裕二
14.タイガーインディ 熊沢 重文
15.スマートダンディー 秋山 真一郎
16.メイショウウズマサ 斎藤 新
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 3番 メイショウカズサ
2着 6番 トップウイナー
3着 16番 メイショウウズマサ
単勝
3 1,980円 9番人気
複勝
3 680円 9番人気
6 1,650円 14番人気
16 1,000円 12番人気
枠連
2-3 14,660円 30番人気
ワイド
3-6 11,180円 86番人気
3-16 4,490円 52番人気
6-16 20,010円 105番人気
馬連
3-6 53,680円 90番人気
馬単
3-6 95,600円 178番人気
3連複
3-6-16 338,400円 432番人気
3連単
3-6-16 1,944,140円 2428番人気
■見解とポイント
午前中こそ晴れで競馬が開催されていましたが9Rごろから雲行きが怪しくなり、10Rごろに急な雨が降り始め、プロキオンステークスが行われるころには重馬場になりました。
この夏開催の小倉は芝が異常に時計がでてレコードを連発していましたが、ダートも芝ほどではないにしろ脚抜きのよい条件で時計が出ています。
そして、この日は強い雨で重馬場開催となりましたがダートにおいては馬場が重になると締まって固くなるため時計がでやすくなります。
このレースを制したメイショウカズサは1.40秒9のコースレコードでした。小倉のダート1700mは1.44秒台が平均的な時計なので、非常に時計がでています。
しかしながら、レースを振り返ると時計はハイペースではありません。
ハロン毎に見てみると
100m 6.7 (6.7)
300m 10.7 (17.4)
500m 11.5 (28.9)
700m 12.5 (41.4)
900m 12.0 (53.4)
1100m 11.6 (1.05.0)
1300m 11.5 (1.16.5)
1500m 11.9 (1.28.4)
1700m 12.5 (1.40.9)
となっています。
小倉のダート1700mは札幌や函館とコースが似ていてゲートから1コーナーまでの距離が短いためハナ争いがおこりやすく、どうしてもハイペースになりがちですがこの時計を見る限り前半はハイペースではありません。
逆に後半は1Fあたり11秒台で推移しているので、徐々にペースをあげているのがわかります。
2着に入選したトップウィナーや3着のメイショウウズマサは元々1400mで結果を残している馬ですが、この1700mでも結果を残しました。
好走要因としては、前半の流れが落ち着いていたことで余力を残しながら、ラスト4Fで
短距離馬らしいスピードを活かせたと考えられます。
この2頭は1.2番手でレースを引っ張っていたので比較的勝てる競馬を行いやすかったですね。
その2頭を軽くかわして勝ったのがメイショウカズサです。条件戦では逃げて結果を残していましたが、この一戦は先行からの差し切りで非常に強い内容でした。
メイショウカズサは中距離ダートで結果を残している馬ですが、短距離馬有利の舞台で勝ちきれたのは鞍上の松山騎手が相当器用に立ち回ったからでしょう。そして馬も反応がよかったので人馬の力でもぎ取った勝利といえます。
全体的には、小倉ダート1700mではあまり見られないゆったりとした流れに加えて時計の出る馬場ということで、短距離系の馬のほうが出し切りやすかった一戦でした。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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