2020年12月6日 ラピスラズリステークス(L)
■対象レース
2020年12月6日(日曜) 中山競馬場 芝1200m
ラピスラズリステークス(L)
■出走馬表
1.タマモメイトウ 藤田 菜七子
2.カイザーメランジェ 内田 博幸
3.レジェーロ 大野 拓弥
4.コントラチェック 丸山 元気
5.アルミューテン 柴田 大知
6.アマルフィコースト 勝浦 正樹
7.トウショウピスト 江田 照男
8.ジョーマンデリン 北村 宏司
9.アユツリオヤジ 横山 和生
10.ヒロイックアゲン 荻野 極
11.ニシオボヌール 横山 典弘
12.ブライティアレディ 田中 勝春
13.イエローマリンバ 武藤 雅
14.ケープコッド 津村 明秀
15.メイショウキョウジ 斎藤 新
16.アストラエンブレム 石川 裕紀人
■レース内容
スタートしました。
揃ったスタート。まずは13番のイエローマリンバ出ていきまして、半馬身のリードを取ります。
内から各馬殺到して5番のアルミューテン、9番のアユツリオヤジ、最内から2番のカイザーメランジェがかわして先頭に立ちます。前から5頭目は3番のレジェーロが行って、あとは6番のアマルフィコースト、外は15番のメイショウキョウジです。
中段に10番のヒロイックアゲンが行って、外は14番のケープコッド、内に4番のコントラチェック、800mを切って、1馬身後方に12番のブライティアレディ、あとは8番のジョーマンデリンが行って、外は11番のニシオボヌール、内は7番のトウショウピスト、あとは16番のアストラエンブレムが行って、内1番のタマモメイトウです。
600mを32.6秒で通過。4コーナーへと向かっていきます。先手を奪い切った2番のカイザーメランジェ、1馬身リードを取って4コーナーを迎えます。
2番手は9番のアユツリオヤジ、4コーナーのカーブ。3番手は13番のイエローマリンバ。第4コーナーをカーブ。直線に向いています。
4番手、外に15番のメイショウキョウジ、内に入っていく6番のアマルフィコースト、最内から接近する4番のコントラチェックです。
200mを切って、前は9番のアユツリオヤジ、内から接近する6番のアマルフィコースト、あとは14番のケープコッド、12番のブライティアレディ、11番のニシオボヌール、大外16番のアストラエンブレム接近する!
前は14番のケープコッド、16番のアストラエンブレムかゴールイン!
そして11番のニシオボヌール接近!
内は14番のケープコッド!
1着 アストラエンブレム(16番)
2着 ニシオボヌール(11番)
3着 ケープコッド(14番)
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 16番 アストラエンブレム
2着 11番 ニシオボヌール
3着 14番 ケープコッド
単勝
163,030円8番人気
複勝
16610円8番人気
11810円10番人気
14150円1番人気
枠連
6-87,650円24番人気
ワイド
11-1612,750円 91番人気
14-161,570円 15番人気
11-141,660円 17番人気
馬連
11-1654,480円88番人気
馬単
16-11107,160円171番人気
3連複
11-14-1635,570円100番人気
3連単
16-11-14445,820円997番人気
■見解とポイント
完全に後方有利の競馬となりました。
前日とは打って変わって良馬場に恵まれた一戦。逃げたカイザーメランジェの600m通過タイムが32.7秒はさすがに速すぎですね。
カイザーメランジェの初重賞タイトルとなった昨年の函館スプリントステークスの600m通過タイムが34.4秒なので、もっとゆったりとした流れの方が良かったと思えますが、近走がいまいちなので、イチかバチかの仕掛けにいったのかもしれません。
そして、人気馬のコントラチェックも大きく大敗してしまいました。
コントラチェックは、理想は先頭、悪くても2番手で競馬をしないと凡走を繰り返す馬です。今回はゲートはうまく出たものの、ハナ争いを控えたのが裏目に出て、敗れてしまいましたね。
ここは、無理してでもハナを主張すべきだったでしょう。実力のある馬なので、次走以降は積極的に前を狙いに行ってほしいです。
レースが非常にハイペースとなったために、上位に入選した馬はいずれも後方待機組でした。
一着はアストラエンブレムでした。
元々中距離の重賞で好走していた馬が、このタイミングでスプリンターレースを制するのは少しびっくり…しかし、ダイワメジャーの仔なので、距離短縮したほうが脚質的に合っていたのかもしれません。
し結果を見てみると、展開もかみ合っていましたし、ハナ争いから大きく離れた外枠だった点も結果的にはプラス材料となっていました。
実力というよりは、展開がかみ合いすぎたために勝ち星を手にできた一戦だといえるでしょう。この一戦を鵜呑みにするのは危険です。
2着はニシオボヌール。こちらも末脚勝負で連対できた一頭です。
8歳馬にして、横山典弘という最高のパートナーとコンビを組めたのは、この馬にとって幸運の一言です。
しかしながら、実は、過去の中山のレースを見ても、着差以上に持ちタイムが悪くない馬で、実力と年齢を軽視された一頭だといえます。
次走も、中山を走るのであれば、警戒したいですね。
3着は1番人気のケープコッドでした。
この斤量で、この実績ならここは勝ち切ってほしかったのですが、展開が向いた上位2頭には敗れてしまいました。
それでも、中段からの慣れない競馬で、あわや2着という内容で、中身は悪くありません。
勝ち馬、連対馬は展開がかみ合いまくったのは間違いないですし、展開がかみ合った馬には劣るものの、少しくらい苦しい展開でも好走できたのはこの馬の地力が為すもので、それだけでも収穫のある一戦だったといえるでしょう。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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