2021年5月15日 京王杯スプリングカップ(G2)
■対象レース
2021年5月15日(土曜) 東京競馬場 芝1400m
京王杯スプリングカップ(G2)
■出走馬表
1.エアアルマス 松山 弘平
2.ビッククインバイオ 大野 拓弥
3.グルーヴィット 石橋 脩
4.エーポス 岩田 康成
5.カイザーミノル 荻野 極
6.シャインガーネット 田辺 裕信
7.セイウンコウセイ 内田 博幸
8.ショウナンライズ 丸山 元気
9.ビオグラフィー 三浦 皇成
10.ラウダシオン M.デムーロ
11.ミッキーブリランテ 和田 竜二
12.トゥラヴェスーラ 鮫島 克駿
13.エングレーバー 浜中 俊
14.タイセイビジョン C.ルメール
15.イッツクール 北村 宏司
16.シーズンズギフト 杉原 誠人
17.カタナ 小野寺 祐太
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 10番 ラウダシオン
2着 12番 トゥラヴェスーラ
3着 5番 カイザーミノル
単勝
10 410円 1番人気
複勝
10 180円 1番人気
12 520円 10番人気
5 380円 8番人気
枠連
5-6 1,400円 6番人気
ワイド
10-12 1,730円 23番人気
5-10 980円 8番人気
5-12 3,980円 47番人気
馬連
10-12 5,340円 22番人気
馬単
10-12 8,230円 32番人気
3連複
5-10-12 16,740円 65番人気
3連単
10-12-5 85,730円 321番人気
■見解とポイント
最後の安田記念の切符を手にしたのは昨年のNHKマイルカップの覇者、ラウダシオンでした。
馬場状態を見ると、勝ったラウダシオンのタイムが1.19秒8。近5年の東京芝1400mの重賞・OPの平均タイムが1.21秒4なのでかなりの好タイムといえるでしょう。
しかも、しんがりで敗れたカタナを除く16頭が平均以上のタイムでゴールしているので、紛れもない高速馬場でした。
ペースとしては、シルクレーシングのビオグラフィーが大きく逃げるように競馬していますが、テン3F、上がり3Fともに34秒3なのでペースはミドルペース。
しかしながら、ビオグラフィーと2番手以降は差があったので実質はスローと捉えてもいいでしょう。
そしてビオグラフィーから離れた2番手で競馬をしたのがラウダシオンでした。この2頭はともにシルクレーシングの馬なので、ビオグラフィーがラビットとしてラウダシオンをサポートする予定だったかもしれません。ところが、ビオグラフィーが思った以上に後続を突き放したので結果的にはラウダシオンが地力で勝利を掴む形となりました。
ラップ推移を見ても淡々と11秒台を刻んでいるので道中でいかに仕掛けどころを察せるかがカギとなる一戦でした。
1着のラウダシオンは勝つべくして勝ちきりました。
道中も全くロスがなかったですし地力でもぎ取った勝利。ただ最後の最後にトゥラヴェスーラの強襲があったので、評価の難しいところです。
トゥラヴェスーラも今年の高松宮記念で16番人気ながら4着に入選している馬なので、実力は間違いなく上昇していますが、この辺りがラウダシオンの評価の難しいところです。
次走は安田記念に向かうと思いますが、ここよりもはるかにメンバーレベルが強化されるので、印を打つのは難しいところです。
2着はトゥラヴェスーラです。
高速馬場とはいえ上がり最速32秒5でラウダシオンのクビ差まで詰め寄った実力は高く評価したいです。
6歳にして初の1400m戦でしたが、今日のような競馬ができれば1200m戦のみならず、1400m戦でも十分通用するので、まだまだ見限れない一頭です。
2番人気のタイセイビジョンは12着に敗れてしまいました。
敗因はおそらくは状態でしょう。
前走で大幅に増えてしまった馬体重が全く減っていなかったですし、後方競馬でもまったく動けなかった辺り、もっと絞り切らないと勝ち負けできないでしょう。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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