2021年2月6日 早春ステークス
■対象レース
2021年2月6日(土曜) 東京競馬場 芝2400m
早春ステークス(3勝クラス)
■出走馬表
1.パルクデラモール 江田 照男
2.レティキュール 丸山 元気
3.カーロンバンビーナ 吉田 豊
4.サトノラディウス 田辺 裕信
5.ギャラッド 内田 博幸
6.ゼーゲン 石橋 脩
7.バイマイサイド 横山 武史
8.パルティアーモ C.ルメール
9.ハンターバレー 木幡 巧也
10.マイネルキラメキ 柴田 大知
11.リリーピュアハート 三浦 皇成
12.プラチナヴォイス 津村 明秀
13.キタサンバルカン 戸崎 圭太
14.シンボ 石川 裕紀人
15.モアナアネラ 北村 宏司
16.ベイビーステップ 大野 拓弥
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 4番 パルティアーモ
2着 11番 リリーピュアハート
3着 6番 ゼーゲン
単勝
8 290円 1番人気
複勝
8 150円 1番人気
11 160円 2番人気
6 280円 5番人気
枠連
4-6 550円 1番人気
ワイド
8-11 320円 1番人気
6-8 960円 10番人気
6-11 820円 7番人気
馬連
8-11 630円 1番人気
馬単
8-11 1,020円 1番人気
3連複
6-8-11 2,620円 5番人気
3連単
8-11-6 7,690円 10番人気
■見解とポイント
逃げたのは地方所属のシンボで、1000m通過タイムが62.7秒とびっくりするほどのスローペースです。
シンボはゲートが上手で行きっぷりもよい馬なので、スロー展開で勝負にでましたが、さすがに他の騎手も道中でそれを察知し、残り4Fくらいから1F11秒台を刻むロングスパート戦となりました。
ペース自体がゆったりとした流れなので、道中で前目を付けて走っている馬はもちろんのこと、道中で早めに動き出した馬が上位に入選しました。
1着は1番人気のパルティアーモでした。
直線の入りでは、前を走っていたリリーピュアハートをはじめ、馬群の中に閉じ込められており、進出できるかどうかかなり際どかったのですが、外を付けていたキタサンバルカンが外に寄れた合間を縫って、残り1Fで一気に加速し、勝利できました。
2着のリリーピュアハートとは1馬身1/4の決着でしたが、もし直線の進路問題がなければもっと突き抜けていたと思いますし、最後の1Fの末脚は鮮やかな走りぷりでした。
着差以上に強い内容でしたし、鞍上のルメール騎手も馬をぎりぎりまで我慢させ、能力を発揮させた好騎乗でした。
2着は牝馬のリリーピュアハートでした。
勝ち馬が強かったものの、こちらも道中、そして直線の立ち回りはほぼ100点満点の騎乗でした。
スローペースが味方したのも事実でしたが、直線で早めに先頭に立ってからも粘り強い競馬ができていました。
ただ、パルティアーモの残り1Fの末脚には完敗に喫しています。
完璧な立ち回りをした三浦騎手と、苦しい立ち回りの中で、馬の潜在能力を限りなく発揮したルメール騎手の手腕の違いでしょう。
先ほど、三浦騎手の騎乗を100点といいましたが、ルメール騎手のこのレースの騎乗は120点満点をあげたいほどです。
多くの日本人騎手は馬の力を最大限発揮できる騎乗ができる騎手が少ないので、一流の外人騎手の騎乗を勉強し、馬の能力を出し切る競馬ができるようになってもらいたいと感じました。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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