2020年12月26日 ホープフルステークス(G1)
■対象レース
2020年12月26日(土曜) 中山競馬場 芝2000m
ホープフルステークス(G1)
■出走馬表
1.オーソクレース C.ルメール
2.ヨーホーレイク 武 豊
3.ランドオブリバティ 三浦 皇成
4.ヴィゴーレ 横山 武史
5.テンカハル 坂井 瑠星
6.ホールシバン 丸山 元気
7.マカオンドール 岩田 康成
8バニシングポイント M.デムーロ
9.アオイショー 石橋 脩
10.ダノンザキッド 川田 将雅
11.タイトルホルダー 戸崎 圭太
12.アドマイヤザーゲ 吉田 隼人
13.シュヴァリエローズ 北村 友一
14.モリデンアロー 山田 敬士
15.セイハロートゥユー 木幡 巧也
■レース内容
スタートしました。
ダノンザキッド、好スタートを切りました。
まず、ホームストレッチ先行争いは、11番のタイトルホルダーが先頭に立ちます。各馬が出方を見ながら、内では3番のランドオブリバティ、こちらのほうが前か。
そして6番のホールシバン、インコース4番手に1番のオーソクレース、並んで10番のダノンザキッド、13番のシュヴァリエローズ、直後12番のアドマイヤザーゲと一団になって8番のバニシングポイントがその後ろ。
インコースが4番のヴィゴーレです。先行グループ一団で、1コーナーを回っていきます。押し出されるように、3番のランドオブリバティ、先頭に立ちました。2番手インコースが1番のオーソクレース、並んで11番のタイトルホルダー、4番手、10番のダノンザキッド、並んで上がっていく8番のバニシングポイント、これらが2番手に迫っていって、2コーナーからまもなく向こう正面です。前から6頭目、6番のホールシバン、並んで、11番のアドマイヤザーゲ、インコース4番のヴィゴーレ、中段のインコースが2番のヨーホーレイク、並んで13番のシュヴァリエローズです。前半の1000mの通過1分1秒9と計測されて向こう正面中間です。
中段よりも後ろがバラけました、5番テンカハル、9番のアオイショー、3コーナー手前。7番のマカオンドール、後方から3頭目、15番のセイハロートゥユーが行って最後方14番のモリデンアローです。
3コーナーのカーブに入っています。先頭は3番のランドオブリバティ、リードクビぐらいです。
2番手に8番のバニシングポイントが上がって600mを切りました。3番手が11番のタイトルホルダー、インコースが1番のオーソクレースです。外ジョッキーがうながして、10番のダノンザキッドが3番手外目。そのうしろがヴィゴーレ。外からムチが入って、アドマイヤザーゲ、さらには12番のヨーホーレイクが上がっていきます。
外に3番のランドオブリバティが逸走してしまいました。
4コーナーから直線を向きます。
今度はダノンザキッドが先頭か。
タイトルホルダー、そして内はオーソクレース、3頭競り合って200mを切って、坂を上る！
その後ろからは、ヨーホーレイクが伸びてくる！
先頭は10番のダノンザキッド、内から1番のオーソクレース！
オーソクレースか、ダノンザキッドか、3番手はヨーホーレイク！
10番のダノンザキッド、ダノンザキッド！ゴールイン！
1着 ダノンザキッド(10番)
2着 オーソクレース(1番)
3着 ヨーホーレイク(2番)
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 10番 ダノンザキッド
2着 1番 オーソクレース
3着 2番 ヨーホーレイク
単勝
10210円1番人気
複勝
10110円1番人気
1180円3番人気
2280円5番人気
枠連
1-6570円2番人気
ワイド
1-10310円2番人気
2-10590円6番人気
1-2860円11番人気
馬連
1-10680円2番人気
馬単
10-1910円2番人気
3連複
1-2-101,900円5番人気
3連単
10-1-25,560円9番人気
■見解とポイント
ランドオブリバティの走りが目立った一戦といえるでしょう。
人馬共に決して大きな怪我がなかっただけマシといえるべきですが、しっかりと、調教師には稽古をつけてもらいたいところです。下手すれば、大惨事もありえただけに。
ペース自体はスローで、道中でしっかりとポジションを確保できた馬が上位を占める結果となりました。
馬の実力もさることながら、しっかりと勝ちを手にする意欲を持った騎手が上位入選した一戦といえるでしょう。
勝ったのはダノンザキッドでした。
川田騎手＆手塚調教師のコンビで夢のG1制覇は、川田騎手にとって感慨深いものがあるでしょう。
前走の東スポ杯2歳ステークスのように、しっかりと折り合いをつけながら、馬の力を最大限に活かす競馬は川田騎手の力量あってのもです。
ただ、2着のオーソクレースやヨーホーレイクの走りを見る限り、この一戦で世代の強弱はつけがたいですね。
展開がかみ合ったのも事実ですし、破天荒なペースとなった時に、果たして実力を発揮できるかどうかはまだまだ未知数です。
2着はオーソクレースでした。
ルメール騎手の騎乗が相変わらず神がかっていると感じさせる一戦でした。
前走のアイビーステークスや新馬戦を見る限り、決してこのメンバーで能力上位とは言い難いのですが、しっかりと馬の能力を最大限に活かした競馬は、ルメール騎手が騎乗したからこそです。
来年のクラシックでも、ルメール騎手が騎乗するのであれば、警戒したい一頭です。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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