2020年10月18日 オクトーバーステークス(L)
■対象レース
2020年10月18日(日曜) 東京競馬場 芝2000m
オクトーバーステークス(L)
■出走馬表
1.テリトーリアル 石川 裕紀人
2.ステイインシアトル 武藤 雅
3.フランツ 松若 風馬
4.ランフォザローゼス 北村 宏司
5.アクート 丸山 元気
6.マイネルファンロン 柴田 大知
7.バラックパリンカ 横山 和生
8.ロシュフォール 三浦 皇成
9.オウケンムーン 吉田 豊
10.トリコロールブルー 岩田 康成
11.マイネルサーパス 石橋 脩
12.ソロフレーズ 江田 照男
13.インビシブルレイズ 戸崎 圭太
14.パンサラッサ 藤岡 佑介
15.マイネルハニー 野中 悠太郎
16.トーセンカンビーナ 内田 博幸
■レース内容
スタートしました。
わずかに1番のテリトーリアルが好スタートを切りましたが、外から14番のパンサラッサがグンと上がっていきました。パンサラッサがかわして先頭に立っていきました。
そのあと2番手に、1番のテリトーリアルになって、接近は7番のバラックパリンカ。これが3番手です。緩やかに2コーナーを回ります。2馬身、3馬身後方に、11番のマイネルサーパスが4番手で向こう正面に出ました。
先頭は14番のパンサラッサ。2馬身のリード。2番手には1番のテリトーリアル。その外、身体半分、7番のバラックパリンカが3番手。2馬身、3馬身後ろに11番マイネルサーパスが4番手。その内2番のステイインシアトル。そして6番のマイネルファンロンと、ここは3頭ひと塊。その後ろ7馬身ぐらい空いています。向こう正面中間。
4番のランフォザローゼス。そのあと1馬身差、8番のロシュフォール中段ですが、縦長の展開。先頭まで15馬身ぐらいです。
そのうしろに10番のトリコロールブルー、インコース9番のオウケンムーンが続いた中段。そのあとに16番のトーセンカンビーナ、中段後ろです。
あとは1馬身空いて3番のフランツで3コーナーカーブ。1000m切っていきました。3コーナーを回っていきます。
そのフランツの後ろからは、5番のアクートが行った中段の後方。あとは13番のインビシブルレイズ。3馬身切れました、15番のマイネルハニーお終いから2頭目。2馬身空いて12番のソロフレーズ、これが最後方です。
縦に長い展開。第4コーナーカーブに入ります。
内僅かに14番のパンサラッサが先頭で600mを切りましたが、ズラリと広がって1番のテリトーリアル、さらに外から7番のバラックパリンカ、その外からは11番のマイネルサーパス4頭広がって直線に入りました！
これらを追ってやや外目に8番のロシュフォールがいま5番手から前4頭を追っている。その内から6番のマイネルファンロン、さらに前へ行く各馬の間を狙おうという、9番のオウケンムーンも迫ってきていますが、外の追い込み勢から10番のトリコロールブルー、さらには13番のインビシブルレイズ！
先頭争いは1番のテリトーリアル、これが先頭に立ちました！
1番のテリトーリアルが先頭！14番のパンサラッサ2番手！！後続を離している！
先頭は1番のテリトーリアルゴールイン！
1着 テリトーリアル(1番)
2着 パンサラッサ(14番)
3着 オウケンムーン(9番)
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 1番 テリトーリアル
2着 14番 パンサラッサ
3着 9番 オウケンムーン
単勝
1 3,750円 8番人気
複勝
1 710円 8番人気
14 310円 5番人気
9 1,040円 13番人気
枠連
1-7 4,730円 19番人気
馬連
1-14 12,470円 32番人気
馬単
1-14 34,960円 89番人気
ワイド
1-14 3,890円 38番人気
1-9 11,350円 80番人気
9-14 5,130円 54番人気
3連複
1-9-14 152,650円 266番人気
3連単
1-14-9 1,328,450円 1741番人気
■見解とポイント
今年のオクトーバーステークスは稍重馬場で開催されました。
この日の東京は雨の影響こそありませんでしたが、気温が一段と低く、雨の影響はなかなか抜けきらない状態でした。
レースをけん引したパンサラッサ、そのパンサラッサの番手で競馬をした1番のロシュフォールのワンツーとなりました。
前で競馬をした2頭の上りを見てみると、勝ったロシュフォールが上がり最速タイの35.6、ハイペースで逃げたパンサラッサは35.8です。
上がりこそメンバーの中では上位ですが、差し馬や追い込み馬は揃って不発しているので、稍重表記以上に脚が削がれる競馬となり、前で競馬をした面子がそのまま入選する形となりました。
1着は8番人気のテリトーリアルです。
近走が凡走の繰り返しだったので、人気を落としていましたが、元々時計のかかる馬場を得意としていて、過去には今回1番人気に支持されたトリコロールブルーに先着している馬なんですよね。
前日までの時計のかかる舞台にくわえて、東京芝2000mで有利とされる内枠がほどよく乾いてくれたこともあり、しっかりと脚を使うことができましたね。
枠や馬場条件が見事にフィットしていました。もし、先日の府中牝馬ステークスのような馬場で開催されていたら今回のような厳しかったかも知れません。
2着は逃げたパンサラッサです。
1000m通過が59.1秒と、ハイペースで逃げたにもかかわらず、直線では内で後続を置いていくような競馬で、テリトーリアルとワンツーフィニッシュとなりました。
パンサラッサが内を選択して一切脚を衰えることなく競馬できたことが、何より内有利であることの証明でしょう。
3歳馬ではありますが、3着以下の馬を寄せ付けないしっかりとした走りは評価。
クラシック前線では、結果を残すことができませんでしたが、重賞でも好走する素質馬なので、条件戦と結果を残して大舞台を目指してほしいですね。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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