■2020年9月20日(日曜)中京11R第38回 関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ)(秋華賞トライアル)
■出走馬表
- 1. リアアメリア 川田 将雅
- フィオリキアリ 北村 友一
- フアナ C.ルメール
- ヤマニンプティパ 竹之下 智昭
- リリーピュアハート 福永 祐一
- セウラサーリ 池添 謙一
- ウーマンズハート 藤岡 康太
- オーマイダーリン 和田 竜二
9. クラヴァシュドール M.デムーロ
- アブレイズ 藤井 勘一郎
- アカイイト 藤岡 佑介
- 1 チャイカ 松山 弘平
13. ムジカ 秋山 真一郎
- 1 シャレード 戸崎 圭太
- 1 デゼル 武 豊
- 1 シャムロックヒル 団野 大成
- 1 エレナアヴァンティ 幸 英明
- 1 ラインオブダンス 坂井 瑠星
■レース内容
18頭がゲートに収まってスタートしました。
ちょっと躓いたスタートとなったのは12番のチャイカです。馬群の中からレースを進めて少し位置が下がりました。内から4番のヤマニンプティパが飛び出して行きました。外からは17番のエレナアヴァンティが内に寄って行って馬体を併せてかわして行きます。10番のアブレイズが3番手で、その間に1番のリアアメリアが2番手から3番手という位置取りです。そして外に並びかけて行った16番のシャムロックヒルがいて各馬1コーナーを廻っていきます。これらの中に7番のウーマンズハートがいます。
2コーナーのカーブにかかって、17番のエレナアヴァンティがペースを握ります。リードは1馬身半から2馬身です。1番のリアアメリアは2番手です。10番のアブレイズが3番手です。外に16番のシャムロックヒルが控えての4番手です。後は4番のヤマニンプティパがいて、外に7番のウーマンズハートがいて、向こう正面に入っていきます。
その後ろに6番のセウラサーリがいて、9番のクラヴァシュドールと続いて、中団に2番のフィオリキアリが続いて、その外には5番のリリーピュアハートがいて、その後は13番のムジカと14番のシャレードと続き、中団のやや後ろの位置に8番のオーマイダーリンが続いています。間もなく1000mを通過していきます。
今先頭が1000mを通過して、60秒9というペースで通過していきました。中団のやや後ろに8番のオーマイダーリンがいて、その外に5番のリリーピュアハートが続いて、その中に13番のムジカが続いて、差が無くその後ろに3番のフアナは後ろ寄りの位置です。そして18番のラインオブダンスが続いて3コーナーを廻って14番のシャレードがその外です。その後は3頭で11番のアカイイト、15番デゼルと続き最後方は12番のチャイカといった展開です。4コーナーを廻っていきます。
600mを切って、前は17番のエレナアヴァンティが先頭でリードは体半分からクビほどです。外に持ち出した1番のリアアメリアが静かに並びかけて行きました。10番のアブレイズが3番手です。4番手には16番のシャムロックヒルがいて、4コーナーから直線へと入ります。1番のリアアメリアが先頭でリードをとって1馬身半から2馬身程のリードです。
2番手には10番のアブレイズです。外から追って来る各馬ですが、横に広がって9番のクラヴァシュドールと、内に潜り込んで8番のオーマイダーリンも来ている。
抜けた1番のリアアメリア残り200mも切って3馬身のリードです。追って8番のオーマイダーリンも来ている。そして外からは9番のクラヴァシュドールと間を割って13番のムジカが追ってきている。外からは15番のデゼルも来ているが、1番のリアアメリアが1着でゴールイン。2着には人気薄の13番ムジカが入り、3着にも人気薄の8番オーマイダーリンが入り大荒れの一戦となりました。
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名、
1着 1番 リアアメリア
2着 13番 ムジカ
3着 8番 オーマイダーリン
単勝
1 510円 3番人気
複勝
1 250円 4番人気
13 2,030円 14番人気
8 1,160円 11番人気
枠連
1-7 950円 1番人気
ワイド
1-13 8,060円 60番人気
1-8 3,580円 37番人気
8-13 19,380円 96番人気
馬連
1-13 29,960円 58番人気
馬単
1-13 39,230円 94番人気
3連複
1-8-13 211,480円 321番人気
3連単
1-13-8 1,139,000円 1640番人気
■実際のレースについての見解とポイント
2020年9月20日(日曜)に中京競馬場で行なわれた11R第38回 関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ)(秋華賞トライアル)は1着から3着までが牝馬クラシックの第3戦の秋華賞への優先出走権が与えられるトライアルレースという位置づけであり、春のクラシック有力馬が前哨戦という位置づけに対し、賞金の足りていない馬は秋華賞出走のためにしっかり仕上げてきているため、人気サイドで決まらないことも多く、今年は阪神競馬場ではなく中京競馬場での代替開催のため、荒れる要素が多く含んだ本レースを勝利したのは、3番人気で川田優将騎手騎乗のリアアメリアが2番手追走から最後の直線でも早めに先頭に抜け出すと、後続馬を寄せ付けることなく2着馬に2馬身差をつけて勝利しました。
2着には後方から追い込んだ14番人気の伏兵13番のムジカが入り、3着にも11番人気の8番オーマイダーリンが入り、3連単113万を越える大万馬券となりました。
これにより上位3頭に入ったこの3頭が秋華賞への優先出走件を手にしました。
勝利したリアアメリアは阪神JFで1番人気に支持されるほどの素質馬でしたが、クラシックでは思うような結果を残せませんでしたが、今回のレースでは前走より+14kgと馬体重も増加してしっかり成長を感じさせる内容でした。今までは後方からの追い込むかたちでしたが、本レースでは積極的に前につけ、2番手追走から早め先頭に立って押し切る形をとりましたが、しっかり最後まで追えており、脚質の幅も広がったのは、本番の秋華賞に向けて大きなプラスになるかと思います。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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