サラブレッドは、2歳新馬戦でデビューを果たしそれから翌年の3歳へと成長します。またその3歳を過ぎて明けの4歳となれば呼び名も古馬としてこれまでのクラシックを戦った若駒がまた一段と成長を遂げる姿が見る事が出来ます。
競馬はこうしたサイクルの元で、新たな馬達の誕生から2歳新馬のデビューなど徐々に競走馬としてのスタートを切って3歳限定の日本ダービーを目指していきます。そこで今回は3歳限定戦に注目してお話を進めます。牡馬も牝馬も
この3歳限定戦で戦う上でクラシックと呼ばれる3大競争を全て取りたいと思いレースを行います。クラシック3冠とは、牡馬で言えば皐月賞、日本ダービー、菊花賞の3つです。牝馬では桜花賞、オークス、秋華賞の3つとなります。
いずれも、そのタイトルを一つでも取ってクラシックホースと呼ばれたい所でもあり、当然3歳限定の年齢の馬だけが出る事が出来る一生で一度の大レースとなります。いずれのレースもこれまで積み上げてきた努力をそこで発揮する
事が求められる為、競馬関係者にとっても一塩な気持ちがあります。そこに出走するだけでもとても大変な努力が必要となり、更にそこでG1ホースとしてクラシックを制覇すると更に勲章が増えます。クラシック3冠とは、そのレースを全て
獲得する至難の業の状況であり、過去にそれを達成した馬は数えても10頭ほどであったりします。それをデビューから無敗で行った馬はディープインパクト1頭であり、それだけ難しい関門といえます。しかし3歳限定で戦える重賞など
クラシックに向けてのトライアルレースを勝ち上がり、優先出走権を得る事が出来ればそれこそクラシックホースとしてG1を獲得出来るチャンスは広がります。3歳限定で出る事が出来るレースである程度結果を出さなければ色々と
今後の4歳古馬との交流として戦うと、そこで力の無い馬はやはり3歳のクラスで早熟だったのかなど、レースレベルを考えると3歳と4歳がその年の暮れに戦うG1などでぶつかれば力関係がハッキリしますが、どちらの世代がいまの
現行の勢力として力を誇示できているかなど、3歳を中心にまずはまわっていきます。当然その3歳の日本ダービーを取った馬が翌年4歳となり古馬との対決で力を発揮してG1を取ればそれこそ新たな世代が強いとしても考えられ
3歳のクラシックホース達の今後の活躍もそれぞれ力を出せる場所として4歳で期待されます。3歳限定で戦うレースも、そこで日本ダービーをゲットした馬は特に今後に期待される事が大きく3歳限定だけではなく今後の4歳の中心
はまさにこの3歳のクラシックホースであり、日本ダービーを取った馬でもあります。3歳限定レースによってクラシック戦線を戦いながら、新たなスターが誕生する予感もあり毎年わくわくしながらレースを観戦するファンも多く居ます。
そうした中で、強い勝ち方をする3歳クラシックホースも今後の期待としてスターホースの階段を駆け上がる事となります。まずはG1で素晴らしい結果を出す中で、3歳限定の戦いのレースは当然レースレベルを考えた時に古馬の
レースの方が経験力豊富な力量を持っています。そう言った馬と戦う事となっても、当然新たな力を持った3歳世代が古馬の世代を倒して新たな時代を築いていくこうした競馬の図式を見れば、新たな競馬の幕開けにもなります。
3歳限定のレースを見ながら、競馬をやっている人も当然今年の3歳の世代の強さなど古馬と比較していく中で、3歳でも抜けた強さを持っていれば、その年の暮れの大レース有馬記念などにファン投票で出走して古馬といきなりG1で
戦うチャンスもあります。3歳でも古馬と戦えるチャンスはこうしてあるので、当然そこはスターホースとなって階段を駆け上がるステップとなりそうです。牝馬もクラシックが終えてエリザベス女王杯で古馬と3歳馬が戦います。それも楽しみです。
【3歳限定戦とは?】