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【条件戦の降級馬昇給馬を理解する】

競馬を行っていく中で、各レースに出走する馬達の資格がありそれは牡馬や牝馬や年齢で限定されたり、賞金がどう言った状況かなどでクラスを分けられる事が考えられます。今回は条件戦などを戦う馬の出走条件に関して、降級馬
と昇給馬の違いを理解したいと思います。特に3歳限定戦を戦って3歳ではオープン条件を走れる資格があったが、賞金の金額が足りない所でクラスの編成が行われてそこでこれまで走っていたオープンクラスが900万円以下のクラスに
下がったり、4歳以上の古馬にしてもこれまで1600万以下を走っていても、900万以下のクラスに下げられたりとクラス編成に関して走れる条件が異なります。そこでクラス分けされた条件馬達が上のクラスから下に下がってくれば、
当然これまでのレースレベルが下のレベルとなる事で、かなりの確率で好走出来ます。こらはプロ野球の1軍にいた選手が2軍に結果が振るわず落とされて、1軍で出ない結果が2軍では水を得た魚の様にバッターだったら打ちまくり、
ピッチャーだったらピシャっと抑えるなど、それだけレベルが下になると活躍出来ます。それと同じく下のレベルで好走しても上で必ず走るかと言えばそこは、どうしてもクラスの壁にぶち当たり凡走を繰り返したり、それは2軍で活躍をして
1軍にお呼びがかかったプロ野球選手が1軍でピッチャーなら滅多打ちバッターなら4打席連続三振なのかも知れません。これはどうしてもレベルが高くなってしまい中々その壁をぶち破る事が出来ない時に中々勝てないレースをして
しまった結果どうしようもない事がこの結果となります。しかしその壁をしっかりと越えて駆け上がる遅咲きの馬も居るので、何かそこでつかんでそれから勝ちだしたと言う馬も良く見かけます。これも野球選手で例えると、ずっと2軍生活
だったのですが、急に何かのきっかけでバッターだったら打てる様になった。ピッチャーだったら良い球を投げる事が出来る様になった事と同じとなります。ですのでこうしたクラス分けをきっかけに何か強くなる馬も、逆にもう勝てなく
なってしまう馬も居ます。条件戦を毎回出走しながら、うだつの上がらないサラブレッドもこの階級を突破する為には、色々と馬具を変えて集中力を増したり、調教過程を変えてみたり何らかの変化があればそれも当然変身する可能性
はあります。馬の成長は十人十色であり、それこそ晩成の馬は3歳のクラス分けを境に強くなる例も沢山あります。3歳限定のクラシックには全く無縁でしたが、それでもそこから驚異的な成長を遂げて古馬のG1に上り詰めると言った
馬も沢山居ます。こうした馬達が成長が遅かった要因なども、やはり血統的な背景はありますがそこで何かのきっかけをつかみ強くなった可能性も否定出来ません。何の要因でこうなったかなどは、それこそ馬の成長なのでなんとも
言えませんが、近年で言えば北島三郎さんの愛馬キタサンブラックは、まさに3歳クラシックの最後の一冠の菊花賞までは中々強いレースが出来ずそこまでの馬なのかと感じていました。しかしこうした馬も成長を遂げてスターホースの
階段を駆け上がったりします。競馬のクラス分けとしても、G1レースを沢山勝つ馬も居ますがこうした条件戦を毎回戦っている馬達にとっては、ここで結果が出なければ引退と言った馬も居ます。長い年月そこの位置に居て中々成長
が無い場合など、プロ野球の選手でも同じですがサラブレッドもやはりそこを超えるた為に沢山の努力はみんなやっていきます。クラスの分けられて降級した馬もまたそこから這い上がり上に向かって上昇するケースも当然あり
逆に昇給した馬がどんどん連勝を重ねてG1まで駆け上がるケースももちろんあります。G1馬にもこうした惨敗がありながら成長していく過程がありますので。もちろんクラスが下がってもまた復活する可能性など下では走れるのが馬券にもつながります。

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