2021年6月20日 マーメイドステークス(G3)
■対象レース
2021年6月20日(日曜) 阪神競馬場 芝2000m
マーメイドステークス(G3)
■出走馬表
1.シャムロックヒル 藤懸 貴志
2.アブレイズ 浜中 俊
3.ホウオウエミーズ 丸田 恭介
4.カセドラルベル 和田 竜二
5.シャドウディーヴァ 福永 祐一
6.フィリアプーラ 菊沢 一樹
7.レッドベルディエス 幸 英明
8.ソフトフルート 横山 和生
9.イズジョーノキセキ 西村 淳也
10.キングスタイル 高倉 稜
11.パッシングスルー 荻野 極
12.アンドラステ 岩田 望来
13.クラヴェル 横山 典弘
14.サンクトュエール 川田 将雅
15.ミスニューヨーク 加藤 祥太
16.アッシェンプッテル 太宰 啓介
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 1番 シャムロックヒル
2着 13番 クラヴェル
3着 5番 シャドウディーヴァ
単勝
1 2,050円 10番人気
複勝
1 650円 11番人気
13 340円 4番人気
5 350円 5番人気
枠連
1-7 1,960円 8番人気
ワイド
1-13 3,060円 45番人気
1-5 4,120円 53番人気
5-13 1,960円 27番人気
馬連
1-13 11,970円 46番人気
馬単
1-13 21,960円 92番人気
3連複
1-5-13 51,190円 175番人気
3連単
1-13-5 330,150円 1107番人気
■見解とポイント
良馬場で開催された今年のマーメイドステークスの勝ったシャムロックヒルのタイムは2.00秒4でした。
近年のマーメイドステークスでは1.59秒台のタイムも出ているので、開幕週としては、時計はそこまで速くはありません。
ただ、前日2Rの芝レースは重馬場で開催されていた上、当日3Rの芝レースも稍重でスタートしていたので、馬場が完全に乾ききっていなかったでしょう。
レース展開としてはシャムロックヒルが最内の理を活かして単騎逃げを行います。
1000通過タイムが1.00秒8ながらも勝ちタイムが2.00秒4なので明確なスロー展開です。前残り有利に思えますがハンデのハンデの恩恵を受けた馬は飛び込んできましたし、重ハンデを課せられた馬も地力で突っ込んできて、ハンデ戦らしく今年も荒れた結果となりました。
1着はシャムロックヒルです。
この馬の勝因としては、これといった逃げ馬が不在の中で、最内から最大限の競馬を行ったことです。
開幕週なので内ラチも荒れていませんしするすると競馬ができました。
最後の直線では番手にシャドウディーヴァが身構えていて突っ込もうとしましたが、藤懸騎手もキャリア11年目の初優勝を目の前に、がむしゃらに競馬したことでしょう。
もちろん、シャムロックヒルのハンデ50キロの恩恵も大きかったのですが、配られた条件下でベストを尽くした藤懸騎手の姿勢はすばらしかったです。
岩田康成騎手の恫喝を浴びて以来、今年のオークスでも伏兵として結果を残してきましたし、この重賞をきっかけに、リーディング上位を目指してもらいたいです。
2着はクラヴェルです。
大外一気でシャドウディーヴァを捕らえての2着でした。
鞍上の横山典弘騎手は前走の垂水ステークスでアカイイトに騎乗した時と同じような追い込み競馬でした。垂水Sと同じようなポジションで追い込んでいたのでどの馬場を走れば脚が伸びるのか分かったうえでの追い込みでした。ベテランの横山典弘騎手らしい競馬ですね。
3着のシャドウディーヴァも敗れはしたものの、強い競馬。
ポテンシャルで見たらメンバー最上位でしたが、やはり牝馬のハンデの壁を破ることはできませんでした。
しかしながら、位置取りは完璧でしたし動けていたので、今後の重賞でも目が離せません。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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