2021年7月24日 TVh杯
■対象レース
2021年7月24日(土曜) 函館競馬場 芝1200m
TVh杯(3勝クラス)
■出走馬表
1.カワキタアジン 泉谷 楓真
2.キーダイヤ 横山 武史
3.ヤマニンペダラーダ 松田 大作
4.キュールエサクラ 坂井 瑠星
5.メイショウミモザ 池添 謙一
6.シルヴェーヌ 黛 弘人
7.ファーストフォリオ 吉田 隼人
8.アテンフラワー 国分 恭介
9.ショウナンアリアナ 藤岡 佑介
10.チェアリングソング 菱田 裕二
11.セルフィ― 団野 大成
12.ヴェントヴォーチェ 武 豊
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 12番 ヴェントヴォーチェ
2着 7番 ファーストフォリオ
3着 1番 カワキタアジン
単勝
12 300円 1番人気
複勝
12 160円 1番人気
7 310円 7番人気
1 250円 4番人気
枠連
6-8 2,010円 9番人気
ワイド
7-12 950円 11番人気
1-12 600円 4番人気
1-7 1,210円 18番人気
馬連
7-12 2,580円 9番人気
馬単
12-7 3,090円 11番人気
3連複
1-7-12 5,310円 18番人気
3連単
12-7-1 22,410円 65番人気
■見解とポイント
映像を見る限り後ろ脚で芝が舞っていますが、この日の2R.3R.7Rの芝1200m戦、そしてこのTVh杯では平均よりもやや速い時計が出ています。
馬場は極端な高速馬場というほどではありませんが、標準よりもやや時計のでる馬場です。
1Fあたりの通過タイムを見ると
200m 11.9 (11.9)
400m 10.4 (22.3)
600m 11.4 (33.7)
800m 11.7 (45.4)
1000m 11.3 (56.7)
1200m 11.8 (1.08.5)
このようになっていて、息を入れる暇がほとんどなく、逃げ・先行馬には苦しい競馬となっています。
このような条件で好走するには、元々のスタミナが重要になってくるので、1400m戦以上のレースで好走するタイプの馬のほうが結果を残しやすいです。
勝ち馬ヴェントヴォーチェは1200m以下のレースでしか使用されていませんが、ファーストフォリオにしろ、カワキタアジンにしろ、1400mのレースで勝ち星を掴んだ経験のある馬で、典型的なスプリンターにはやや苦しい競馬だったといえます。
1着はヴェントヴォーチェです。
先行勢の中に無理に食い込まずに後目で競馬をしながら、コーナーワークでまくりを決めて勝ちきってしまいました。
武豊騎手のマクリはもちろん素晴らしく、馬を信じての強気の競馬は馬券購入者からしたらこの上ない喜びだったでしょう。
この馬は先ほども述べたように、1200m以下のレースしか使われていないので、淡々とした競馬でスタミナが持つか不安でしたが、武豊騎手もマクリを見る限りは今よりも距離を延ばしても通用しそうです。
斤量57キロで完勝できたのも見事ですし、このまま重賞路線に駒を進めても、1400m以上のレースに挑んでみても面白そうです。可能性の広がる一戦でした。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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