2020年11月29日 ジャパンカップ(G1)
■対象レース
2020年11月29日(日曜) 東京競馬場 芝2400m
ジャパンカップ(G1)
■出走馬表
1.カレンブーケドール 津村 明秀
2.アーモンドアイ C.ルメール
3.ワールドプレミア 武 豊
4.キセキ 浜中 俊
5.デアリングタクト 松山 弘平
6.コントレイル 福永 祐一
7.ミッキースワロー 戸崎 圭太
8.ウェイトゥパリス M.デムーロ
9.トーラスジェミニ 田辺 裕信
10.パフォーマプロミス 岩田 望来
11.クレッシェンドラヴ 内田 博幸
12.マカヒキ 三浦 皇成
13.ユーキャンスマイル 岩田 康成
14.ヨシオ 勝浦 正樹
15.グローリーヴェイズ 川田 将雅
■レース内容
スタートしました。
ポンと2番のアーモンドアイが好スタートを切りました。しかし、これを制して、4番のキセキが飛び出していった。スタンド前です。外から14番のヨシオが一気に前へと上がっていきます。キセキとヨシオの先行争い。2馬身差、9番のトーラスジェミニが3番手、15番のグローリーヴェイズが4番手。その内で2番のアーモンドアイが5番手を追走。11番のクレッシェンドラヴは中段になりました。その内に5番のデアリングタクトも中段の一角。1番のカレンブーケドール、1コーナーを回っていきました。
これらをやって2馬身差、ぽつんと6番のコントレイルは中段を追走です。1.2.コーナー中間地点、行きました、4番のキセキ。後続を離して6馬身、7馬身のリード。2番手に14番のヨシオ、しかし、その内から9番のトーラスジェミニが並んでいって、2コーナーカーブ。
2馬身空いて、15番のグローリーヴェイズ、そのあと1馬身半差、2番のアーモンドアイ。前から5頭目に付けています。外はピタリと11番のクレッシェンドラヴが並んでいきました。
向こう正面に出ています。そのあと2馬身空いて5番のデアリングタクト、そして1番のカレンブーケドールが続いています。
最初の1000mは57.9秒でキセキ大逃げです!
カレンブーケドールの後ろ2馬身空いて、6番のコントレイルは中段の後ろ。その内に3番のワールドプレミアがつけました。
3馬身後方、各馬3コーナーカーブに向かっていきました。各馬6番のコントレイルがいますが、中段のうしろで、あとは2馬身空いて10番のパフォーマプロミス、後方集団。そのあと7番のミッキースワロー、3馬身空いて、12番のマカヒキ、13番のユーキャンスマイル、お終いから2.3頭目。8番ウェイトゥパリスが最後方です。
大逃げのキセキ。リードは20馬身ぐらいあります。
大きなリードを取っています。2番手に15番のグローリーヴェイズがつけています。その外ですが9番のトーラスジェミニは3番手になりました。
その2馬身後ろ、依然、インコース2番のアーモンドアイ、第4コーナーカーブに入って、11番のクレッシェンドラヴ、外から1番のカレンブーケドールは外に出して動いていく!
第4コーナーから直線コースに入りました!
それらの後ろで5番のデアリングタクト、6番のコントレイルはまだ中段だ!
残り400mを切って坂を上がる!
大逃げ4番のキセキ、内ラチ沿い、まだまだリードは4馬身から5馬身ある!
2番手、15番のグローリーヴェイズ、その外へと出した2番のアーモンドアイが3番手から前を追ってきた。
1番カレンブーケドール、その外から6番のコントレイル、内に入ったデアリングタクトは5.6番手の一戦!
抜け出たのは2番のアーモンドアイだ!2番アーモンドアイ!
内から15番のグローリーヴェイズ!
外からは6番のコントレイルだがっ!
アーモンドアイだ!
アーモンドアイ!
最強馬の走りだ!
ゴールイン!!!
アーモンドアイです!
ラストを飾りました!!
2着争い、6番のコントレイル、1番のカレンブーケドール、最後に5番のデアリングタクトが来ました。
あっさりと!あっさりとこの三冠馬決戦!2番のアーモンドアイ、抜け出ました!
最後を飾りました!!
最強のまま、ターフに別れを告げます!!
1着 アーモンドアイ(2番)
2着 コントレイル(6番)
3着 デアリングタクト(5番)
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 2番 アーモンドアイ
2着 6番 コントレイル
3着 5番 デアリングタクト
単勝
2220円1番人気
複勝
2110円1番人気
6110円2番人気
5120円3番人気
枠連
2-4350円1番人気
ワイド
2-6170円1番人気
2-5190円2番人気
5-6220円3番人気
馬連
2-6330円1番人気
馬単
2-6610円1番人気
3連複
2-5-6300円1番人気
3連単
2-6-51,340円1番人気
■見解とポイント
今年のジャパンカップは、三冠馬が3頭の競演という、夢のようなレースでした。
レースはキセキが1000mを57.9秒という超ハイペースで飛ばしましたが、一頭だけの単騎逃げでした。2番手で1000mを追加したトーラスジェミニの通過タイムは、目視で見る限り、59秒台。実質ミドルペースの競馬だったでしょう。
位置取りと、各馬の能力が大きく反映されたレースで、アーモンドアイは力を発揮できるようなポジションで競馬できましたし、グローリーヴェイズも先行のポジションを確保しながら勝ち切る競馬をしました。
デアリングタクトも近走に比べたらずいぶんと前で競馬をしていました。
逆に、カレンブーケドールとコントレイルはもう少し前で積極的な競馬をしてもよかったかもしれません。
そして、三冠馬対決を制したのは、引退レースとなったアーモンドアイでした。
1着はアーモンドアイでした。
近年のアーモンドアイの走りを見る限り、高速馬場で真価を発揮するイメージがあったので、最終週で馬場が荒れた東京で、これだけ好走できたのは予想外でした。
また、前走の天皇賞(秋)にて、最後の最後にフィエールマンやクロノジェネシスに詰め寄られていることからも、全盛期のパフォーマンスは落ちていると思っていたので、これだけ戦えることに驚きが隠せません。
ルメール騎手の騎乗も文句ありませんし、位置どりも完璧でした。そして、直線でぐんぐん伸びてきた姿は圧巻するものがあり、全盛期のパフォーマンスを彷彿させるような内容でした。
これでラストランになりますが、後輩三冠馬に、格の違いを見せつけた一戦でしょう。
ジャパンカップ参戦を表明した陣営に感謝を申し上げたいです。
2着はコントレイルでした。
アーモンドアイやデアリングタクトをより外枠からの発走となったので、正直にいうと、積極的に前で競馬をしてほしかったです。
コントレイルは、2歳の東スポ杯2歳ステークスで桁違いの強さを見せていたので、府中適正は抜群に高いのですが、スタート直後で後ろからの競馬を選択。前で競馬しても十分戦えたことを考えると残念でした。
しかし、最後の直線で同期の三冠馬のデアリングタクトをはじめ、カレンブーケドールやグローリーヴェイズに届いていたのはさすがです。
前走の菊花賞でも、完璧な立ち回りをしたアリストテレス相手に、執念で勝ち切っていたように、見た目以上に負けん気の強い馬なのでしょう。
今回は、先輩三冠馬に勝ち星を譲りましたが、菊花賞の激走から挑んで、2着に健闘したように、地力は間違いなく高いです。
今年は全休の予定らしいので、十分休養を取って、来年以降の活躍に期待したいですね。
3着は、デアリングタクトでした。
クラシック三戦とは全く違った中段からの競馬を選択した松山騎手は勝ちにいく競馬をしました。積極的騎乗は少しばかりリスクがありますが、今回の騎乗は好感が持てます。
ただ、アーモンドアイだけではなく、先輩牝馬のカレンブーケドールもかなり強敵で、最後の最後にぎりぎり届いて3着を死守しました。
デアリングタクトのほうがハンデの恩恵があったうえで、ハナ差の3着だったので、現時点では4歳牝馬のカレンブーケドールやクロノジェネシスのほうが能力は上でしょう。
最も、まだまだ3歳で成長に期待できるので、今後、先輩牝馬に勝てるような成長に期待したいです。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
競馬は実践あるのみです。
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