2020年9月12日 エニフステークス(L)
■対象レース
2020年9月12日(土曜) 中京競馬場 ダ1400m
エニフステークス(L)
■出走馬表
1.デュープロセス 斎藤 新
2.ジャスパープリンス 松山 弘平
3.ホウショウナウ 岩田 望来
4.カタナ 団野 大成
5.マルカソレイユ 西村 淳也
6.タガノアム 鮫島 克駿
7.アードラー 松若 風馬
8.レシプロケイト 川田 将雅
9.ヴァニラアイス 幸 英明
10.ヒラソール 岩田 康成
11.リュウノユキナ 古川 吉洋
12.ブルベアイリーデ 吉田 隼人
13.ビックリシタナモー 藤岡 佑介
14.ディープダイバー 酒井 学
■レース内容
スタートしました。
横に広がった飛び出しから9番のヴァニラアイスがまず出ていきますが、この内をすくって、2番のジャスパープリンス、4番のカタナ、前に出たのは2番のジャスパープリンス、ターフに入りました。
追って2番手は外に9番のヴァニラアイス、内に4番のカタナ、そして、4番手に11番のリュウノユキナ。そのあと12番のブルベアイリーデは好位の外目です。
この内に8番のレシプロケイトと10番のヒラソール。ヒラソールの位置で先頭まで4.5馬身。先団の後ろです。
5番のマルカソレイユ、中段の内を追走で2.3馬身後ろ、3番のホウショウナウ、6番タガノアム。そして1番のデュープロセス。後方は14番のディープダイバー。3コーナーを回っていきます。
スタートからの600mは33.9で入りました。後ろから2番手は7番のアードラー、最後方13番のビックリシタナモー。4コーナーへ向かいます。
前は2番のジャスパープリンス、先頭ですが、9番のヴァニラアイスと11番のリュウノユキナ。外に押し出して12番のブルベアイリーデ、内をすっくってレシプロケイト、直線コースに入りました。
2番のジャスパープリンスが先頭振り切りにかかってリードは1馬身。差を詰めてくるヴァニラアイス。
外から11番のリュウノユキナ、12番のブルベアイリーデ、空いたうちから8番のレシプロケイトが襲い掛かる!200mを切った!
それでも2番のジャスパープリンスが振り切ろうとして1馬身半から2馬身のリード!
2番手はレシプロケイト、ヴァニラアイス、外から一気にタガノアム!
そして7番のアードラーの追い込み!
先頭は2番のジャスパープリンス!
押し切った!ゴールイン!!
1着 ジャスパープリンス(2番)
2着 レシプロケイト(8番)
3着 タガノアム(6番)
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 2番 ジャスパープリンス
2着 8番 レシプロケイト
3着 6番 タガノアム
単勝
2 1,160円 6番人気
複勝
2 400円 7番人気
8 220円 3番人気
6 360円 6番人気
枠連
2-5 4,150円 16番人気
馬連
2-8 4,570円 17番人気
馬単
2-8 9,720円 33番人気
ワイド
2-8 1,460円 17番人気
2-6 2,640円 31番人気
6-8 1,310円 15番人気
3連複
2-6-8 19,270円 63番人気
3連単
2-8-6 123,260円 412番人気
■見解とポイント
中京ダート1400mのOP.重賞における平均タイムは1.23.1秒で、今回勝ったジャスパープリンスのタイムが1.22.0なので、平均以上に速いラップタイムでした。
同舞台で開催される、重賞のプロキオンステークスでは1.21秒台のラップタイムがコンスタントに出ているものの、稍重馬場でこれだけのタイムが出たのは、雨の影響で馬場が固くなり、高速ダートに近い傾向にあったのかと思われます。
しかしながら、全体的なペースが速かったこともあり、持久力が求められていたのも事実で、上位入選できた馬は、スタミナのある逃げ・先行馬、もしくは、後方から身構えた追い込み馬の2パターンでした。
1着に入選したのはジャンパープリンスで、内枠から果敢にハナを主張し、ダートコースに進出し、そこから後続を突き放して、逃げ切り勝ちを収めました。
スタートもよく、スムーズに最内を確保し、コースロスなく競馬ができたのがよかったでしょう。
また、テン3Fが34.0秒で上がりが36.4秒と、かなりのハイペースにも関わらず、直線で、後続を一切寄せ付けない強い競馬ができました。
落馬で競走中止となった前走のバレンタインステークスから約半年ぶりのレースでしたが、全く危なげない競馬ができていたでしょう。
この馬は、流れる競馬のほうがベストを尽くせる一頭です。また、逃げ馬なので、今回のように、前に行く馬が少ないレースのほうが自分でレースメイクを作れます。
逃げ馬少数のレースで再び狙いたい一頭です。
2着に入選したのは2番人気のレシプロケイトでした。
レースメイクとしては問題ないでしょう。
こちらもジャスパープリンスの番手で競馬をし、直線で動き出しました。
しかし、直線では思うように伸び切れずに、最後の100mでやっと加速し2着に入選しました。
鞍上の川田騎手からしたら、もっと速い段階での加速に期待していたかもしれませんが、馬が思った以上に動き出しが遅かったのは、気になるところです。
幸いにも残り100mの地点で、動き出してくれたので2着を確保できましたが、要所の反応がスムーズに行えることが、今後の課題でしょう。
3着は後方競馬のタガノアムでした。
直線の長い中京競馬が、かなりマッチしました。
タガノアムは、中京に限らず、直線の長い阪神や京都で結果を残している馬です。
人気落ちしがちな馬なので、直線の長い関西圏の競馬場で、なおかつ、ハイペースになりそうなレースでは、今後も好走に期待ができます。
4着のヴァニラアイスは、レースメイク自体は全く問題ないのですが、ハイペースで逃げ粘ったジャスパープリンス、最後の最後で加速したレシプロケイト、外から一気に差し込んだタガノアムと、先着を許した相手が悪かったとしかいいようがありません。
あえていうなら、最後で差されたように、微妙に1400mは長いかもしれず、1200m戦のほうが、合っているかもしれません。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
競馬は実践あるのみです。
『競馬勝ち組への道』の無料レポートを当サイトからは配布してますので、まだ見ていない方は是非見てみてください。
当サイトからの好評を頂いている競馬勝ち組の道を記したレポートを手に取り、競馬ライフを楽しんで頂ければと思います。