■2020年8月23日(日曜)札幌11R 第56回 札幌記念(GⅡ)
■出走馬表
- ノームコア 横山 典弘
- ペルシアンナイト 大野 拓弥
- トーセンスーリヤ 横山 和生
- ドレッドノータス 坂井 瑠星
- ルミナスウォリアー 川島 信二
- ラッキーライラック M.デムーロ
- ブラックホール 石川 裕紀人
- カウディーリョ 藤岡 佑介
9. イェッツト 横山 武史
- ポンデザール C.ルメール
- アドマイヤジャスタ 吉田 隼人
- 1 トーラスジェミニ 木幡 育也
■レース内容
スタートしました。ラッキーライラック好スタートを切りました。まず先行争い、4番ドレッドノータス先頭に立ちます。3番トーセンスーリヤ、外12番トーラスジェミニがハナに立ちます。その後8番カウディーリョ、そして6番ラッキーライラック2番手に上がって行きました。1番ノームコアはこの先行グループの直後、10番ポンデザール、7番ブラックホールと続いて2番ペルシアンナイトが行きました。1コーナーをカーブします。
先手は12番トーラスジェミニがリードを1馬身とって1、2コーナー中間。6番ラッキーライラックは2番手。がっちりと追走。3番手インコース控えた4番ドレッドノータス、外8番カウディーリョ、兄弟馬2頭が3、4番手で間もなく向こう正面です。
5番手が3番トーセンスーリヤ、その後10番ポンデザール、1番ノームコアは先行グループの後ろ、先頭との差は5、6馬身。2馬身差で中盤やや後ろは、7番3歳馬ブラックホール、前半の1000m1分0秒3と計測、向こう正面中程。2番ペルシアンナイトが行って、11番アドマイヤジャスタは後方から3頭目。5番ルミナスウォリアー、最後方9番イェッツトです。3コーナーをカーブして残り800mを切ります。12番トーラスジェミニ先頭です。リードは1馬身と変わりません。6番ラッキーライラック2番手です。3、4コーナー中間、じわりじわりと先頭に並びかけて、600mを切りました。8番カウディーリョが3番手。4番手には3番トーセンスーリヤ、その後ポンデザール、4番ドレッドノータスは後退かげんで、これをパスしていった1番ノームコアが馬群の中から上がって行きました。
4コーナーカーブしてこれから直線コースに向きます。堂々とラッキーライラック先頭に変わりました。2番手はカウディーリョ、これをとらえて1番ノームコアが上がって先頭を追います。さらには外に持ち出して2番ペルシアンナイトが伸びてくる。残り100mで今度は先頭変わって、1番ノームコア、ペルシアンナイトが2番手に上がってきて、ラッキーライラックは3番手。
1番のノームコアが1着でゴールしました。2着には2番のペルシアンナイトが入り、断然の1番人気に支持された6番のラッキーライラックは3着に入るのが精一杯でした。
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名、
1着 1番 ノームコア
2着 2番 ペルシアンナイト
3着 6番 ラッキーライラック
単勝
1 370円 2番人気
複勝
1 140円 2番人気
2 280円 6番人気
6 110円 1番人気
枠連
1-2 3,270円 13番人気
ワイド
1-2 710円 9番人気
1-6 180円 1番人気
2-6 430円 4番人気
馬連
1-2 2,910円 13番人気
馬単
1-2 4,700円 17番人気
3連複
1-2-61,390円 4番人気
3連単
1-2-610,860円 28番人気
■実際のレースについての見解とポイント
2020年8月23日(日曜)には札幌競馬場にて夏の札幌競馬の名物レース11R第56回 札幌記念(GⅡ)芝2000mが行なわれました。
過去にはこのレースをステップに秋からのG1レースで好走する馬も多数出ており、秋からのビッグレースに向けてここで賞金を加算しておきたいという馬の陣営と有力馬の秋へ向けてのステップレースという意味合いも含んでいる今年の札幌記念では、G1馬が3頭出走しており、その中でも、今年の春の大阪杯(G1)を制したM.デムーロ騎手騎乗の6番ラッキーライラックが単勝1.9倍という断然の人気を背負う形となりました。
しかし、今年の本レースで勝利したのは、同じくG1馬で去年のヴィクトリアマイルの勝馬で2番人気の横山典弘騎手騎乗のノームコアが中団追走から、最後の直線では、先に抜け出した断然の1番人気のラッキーライラックをめがけて脚を伸ばすと、ゴール手前できっちり捕らえきり、見事勝利しました。
勝ったノームコアは近走はマイル以下のレースへの出走が続いており、2,000m戦は2019年1月の愛知杯(G3)以来のレースとなりましたが中団で見事折り合い、最後の直線でも上がり最速タイとなる34秒5の末脚を繰り出し2着馬に1馬身差をつけて勝利しました。2着には同じくG1馬ながら6番人気という低評価を覆した大野拓弥騎手騎乗の2番ペルシアンナイトがこちらも上がり最速タイの末脚を繰り出し、G1馬の意地を見せ2着に食い込みました。3着には断然の1番人気に支持された6番のラッキーライラックが入りました。
レースは前半1000m通過タイムが1分0秒3のスローペースの展開となったことにより、最後の直線での切れ味勝負になったことがマイルG1馬2頭のワンツーフィニッシュに繋がったかと思います。
3着に敗れた6番のラッキーライラックは2番手を追走するも最後の直線では手応えが怪しくなり、3着に粘り混むのがやっとというところから、展開と馬場が合わなかったのではないかと思います。
今日はレースの振り返りを行いました。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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