2021年8月1日 クイーンステークス(G3)
■対象レース
2021年8月1日(日曜) 函館競馬場 芝1800m
クイーンステークス(G3)
■出走馬表
1.クラヴァシュドール 藤岡佑介
2.イカット 横山武史
3.フェアリーポルカ 三浦皇成
4.ローザノワール 国分恭介
5.ドナアトラエンテ 川田将雅
6.マジックキャッスル 戸崎圭太
7.マイエンフェルト 川又賢治
8.ウインマイティー M.デムーロ
9.テルツェット C.ルメール
10.サトノセシル 大野拓弥
11.シャムロックヒル 団野大成
12.シゲルピンクダイヤ 和田竜二
レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 9番 テルツェット
2着 6番 マジックキャッスル
3着 10番 サトノセシル
単勝
9 500円 3番人気
複勝
9 190円 3番人気
6 120円 1番人気
10 340円 7番人気
枠連
5-7 380円 1番人気
ワイド
6-9 330円 2番人気
9-10 1,530円 21番人気
6-10 740円 8番人気
馬連
6-9 630円 2番人気
馬単
9-6 1,340円 4番人気
3連複
6-9-10 3,910円 11番人気
3連単
9-6-10 16,480円 46番人気
■見解とポイント
いつもなら開幕週の札幌で開催されるクイーンステークスですが、今年はオリンピックのスケジュールの関係で、開催後期の函館で開催されました。
良馬場で開催されましたが、直前で結構な雨が降っていたので時計はかなりかかっていました。勝ち馬テルツェットの1.47秒8の時計は過去10開催で9番目に遅い時計です。
1Fあたりの通過タイムを見てみると
200m 12.2 (12.2)
400m 11.7 (23.9)
600m 11.9 (35.8)
800m 12.0 (47.8)
1000m 12.1 (59.9)
1200m 11.9 (1.11.8)
1400m 11.8 (1.23.6)
1600m 11.8 (1.35.4)
1800m 12.4 (1.47.8)
このようになっています。
逃げたローザノワールのペースで、道中これといってペースを上げた箇所がなく、終始淡々とした流れです。
上がりもこれといってペースを引き上げていないので、ローザノワールはただ回っているだけといっていいでしょう。
結果的には仕掛けどころと馬の能力、馬場適性が勝敗を左右する一戦となりました。
1着はテルツェットです。
後方競馬となりましたが、タフな馬場、洋芝をものともしない力強い走りで強敵マジックキャッスルに先着しました。
ひとえに馬がとても強くなった印象を持ちました。ダービー卿CTを勝っている馬なので、小回り競馬場の立ち回りにおいては信頼ありましたが、それでも直前の雨で時計のかかりがちな洋芝を上がり最速35秒2で勝ちきったのは高く評価したいですし、馬の成長を感じる内容でした。
秋の牝馬前線でも面白くなりそうです。
1番人気のマジックキャッスルは2着です。
敗れはしたものの、道中の動き出し、仕掛けどころも完璧でしたしこのタフな舞台でこれだけ脚を活かせたので実力を感じさせる内容でした。
勝ち馬がかなり強い競馬をしましたが、この馬も中身のあるレースを証明しました。
同期のデアリングタクトやレイパパレは牡馬混合戦に向かうでしょう。(デアリングタクトは怪我が治ればの話ですが。)
秋の牝馬前線はテルツェットとマジックキャッスルが引っ張っていきそうです。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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