2021年7月3日 九州スポーツ杯
■対象レース
2021年7月3日(土曜) 小倉競馬場 ダート1700m
九州スポーツ杯(3勝クラス)
■出走馬表
1.マックス 岩田 望来
2.クリノフラッシュ 和田 翼
3.サンライズナイト 藤井 勘一郎
4.ソルトイブキ 富田 暁
5.アルコレーヌ 川田 将雅
6.スマートランウェイ 鮫島 克駿
7.エクレアスパークル 和田 竜二
8.ピッツィカート 松若 風馬
9.エスト 岡田 祥嗣
10.ディモールト 酒井 学
11.ホウオウライジン 藤岡 康太
12.テンザワールド 福永 祐一
13.パレニア 太宰 啓介
14.オンザロックス 松本 大輝
15.ゴールドパラディン 西村 淳也
16.カフジキング 松山 弘平
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 12番 テンザワールド
2着 10番 ディモールト
3着 2番 クリノフラッシュ
単勝
12 1,940円 6番人気
複勝
12 510円 7番人気
10 880円 10番人気
2 580円 8番人気
枠連
5-6 6,780円 22番人気
ワイド
10-12 5,800円 47番人気
2-12 3,470円 34番人気
2-10 5,980円 49番人気
馬連
10-12 27,610円 53番人気
馬単
12-10 55,050円 107番人気
3連複
2-10-12 97,770円 188番人気
3連単
12-10-2 743,020円 1168番人気
■見解とポイント
今週から開催された小倉の初日小雨模様でした。
勝ち馬のテンザワールドの時計1.44秒8です。小倉のダート1700mの3勝クラスにおける金5年の平均タイムは1.43秒7なので、平均よりも遅いです。
レース映像を見たら分かるように、まだ馬場が水分をそこまで含んでおらず、砂をあげているシーンもあったので良寄りの稍重馬場だといえるでしょう。
レースをハロン毎に見てみると
100m 7.0 （7.0）
300m 10.9 （17.9）
500m 11.7 （29.6）
700m 13.2 （42.8）
900m 12.2 （55.0）
1100m 11.9 （1.06.9）
1300m 12.2 （1.19.1）
1500m 12.6 （1.31.7）
1700m 13.1 （1.44.8）
となっています。
ラスト6F目からはほとんどペースが上がっておらず、ゆったりとした流れを淡々と刻んでいることが分かります。
勝ったテンザワールドを除いた上位勢は前で競馬をしていましたし、テンザワールドもマクリで直線好位をつけて勝利をもぎ取りました。
ゆったりとした流れで直線に入るまでに、馬の末脚を活かせるポジションを確保できたかが重要になったレースといえるでしょう。
1着はテンザワールドです。
シンプルに福永騎手の仕掛けどころが秀逸。人気を背負ったアルコレーヌやゴールドパラディンがコーナーワークでほぼ動けなかったのに対し、こちらはしっかりと道中から勝負に出ていました。
このような動きができるかどうかで騎手の力量が左右されますが、テンザワールドに騎乗していた福永騎手は本当に勝つ為の競馬ができていると実感させられました。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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