人間と同じで競馬にも男と女で牡と牝の区分けで牡馬と牝馬と名目で馬柱に書かれたりします。当然同じ体力を持っている訳でもないので牡馬が力があるのは人間同様であり、同じレースに出走する事となればハンデと
して斤量を軽く牝馬はしてもらって出走をします。こうしたハンデで同じ条件とすれば牝馬にも牡馬に勝つチャンスが生まれて来る事でレースもまた盛り上がります。しかし牡馬のクラシックレースと牝馬のクラシック
レースと呼ばれているタイトルのレースに牝馬は牡馬クラシックに参戦する事が出来ますが、牡馬は牝馬クラシックレースには参加が出来ません。そこはやはり体力の差がある事が一番の要因であり、牡馬の方がどうし
ても同じ斤量や条件では勝ってしまう可能性が高くなります。牡馬のクラシックの最高峰の日本ダービーを制した牝馬のウォッカと言う馬が居ましたがそれはさすがに牡馬を負けさせる事は至難の業であり、これまでで
歴代2頭しか牡馬クラシックレースで牝馬が勝ったことがありません。牡馬と牝馬は人間の男と女と同じことで、人間でも一緒に同じレースに出る事は無い様に中々同等で対決するとやはり牡馬や男の方が強くなってしま
います。古馬になると牝馬も牡馬と一緒のレースに出て戦う事が多くなりますが、その時は牝馬は斤量を軽くして走る事が出来ます。競馬は牝馬も牡馬も同じレースに出る事が良くありますので、人間の陸上競技
よりは、同じレースに出る事は多い様です。人間よりは、同じ距離を走る事にしても馬の方がそれほど差がないからレースで斤量を2キロほど調整したりすると同じレースの出る事が出来るのかも知れません。牝馬と牡馬
は、言う程差がないのかも知れませんがそれでも体力的な所は牡馬が優位に立ってしまうのでしょう。牡馬もあまり気性が良くない馬はせん馬と言って牝馬と同じ様に気性を抑える去勢をするケースがあります。このせん
馬は、元々は牡馬であり古馬になって大きなレースをゲットする馬も多い様です。出走条件などでせん馬はダメですよってレースは限定戦だけであり、これも牡馬の力強さはそのまま引き継いでいるのでやはり有利不利は
判断する必要があります。牝馬も夏になると牡馬より好走する可能性が高くなり、統計を見ても牡馬の活躍よりも夏場は牝馬が活躍するケースが増えます。牝馬が得意な夏には何か秘密があるのかも知れませんが、冬に
なるとどうしても体重が増えてしまいがちな牝馬は、子供を出産する為に沢山脂肪を蓄えていく所など人間と同じ様に感じてしまいます。古馬になっての牝馬はそれこそ強い馬であれば牡馬を負かす牝馬が沢山います。
好走して大きなタイトルの重賞をゲットする牝馬を見ると何かとてもすごさを感じます。牡馬がだらしないのかも知れませんが、それでも牝馬のパワーを考えてそれぞれ牡馬よりも劣る所があまり見受けられないのであれば
やはり馬券になってくる牝馬はそれなりに強さが光ります。混合のＧ１で牝馬が牡馬を倒す時代は近年でも続いています。こうした牝馬を見るととても勇気をもらえますし、牡馬と牝馬の違い以上にやはり強い牝馬は
勇ましさを感じさせられます。体調の面なども牝馬は、冬になるとどうしても動きが鈍くなったりしますしそれは人間の男も女も同じ様に色々と体の不思議なメカニズムがそこにはあります。牝馬で今年のクラシックを
盛り上げたアーモンドアイが、今度は牡馬相手でも躍動すると言ったシーンが近く見られるかも知れません。そうなればやはり牝馬を応援したくなるのは人の嵯峨なのかも知れませんがと有馬記念でも期待を持ってしまいます。
【牡馬と牝馬の違い】