2021年4月10日 ニュージーランドトロフィー(G2)
■対象レース
2021年4月10日(土曜) 中山競馬場 芝1600m
ニュージーランドトロフィー(G2)
■出走馬表
1.トーセンウォーリア 武藤 雅
2.シティレインボー 横山 典弘
3.アヴェラーレ C.ルメール
4.ワザモノ 黛 弘人
5.ヴィジュネル 内田 博幸
6.バスラットレオン 藤岡 佑介
7.サトノブラーヴ 石橋 脩
8.ワースワース 北村 宏司
9.ドゥラモンド 横山 武史
10.ゴールドチャリス 田中 勝春
11.ゲンパチミーティア 木幡 巧也
12.ロンギングバース 横山 和生
13.ブルーシンフォニー 丸山 元気
14.スパークル 岩田 望来
15.タイムトゥヘヴン M.デムーロ
16.シュバルツカイザー 石川 裕紀人
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 6番 バスラットレオン
2着 15番 タイムトゥヘヴン
3着 2番 シティレインボー
単勝
6 320円 2番人気
複勝
6 150円 1番人気
15 230円 3番人気
2 690円 10番人気
枠連
3-8 730円 2番人気
ワイド
6-15 410円 2番人気
2-6 1,200円 13番人気
2-15 3,290円 36番人気
馬連
6-15 920円 2番人気
馬単
6-15 1,590円 3番人気
3連複
2-6-15 8,190円 25番人気
3連単
6-15-2 26,790円 68番人気
■見解とポイント
逃げたバスラットレオンの快勝劇でした。
レース自体はスタート1Fをのぞいて終始1Fあたり11秒のラップを刻んでいます。前半4Fと後半4Fの差も+0.3秒で、極端なスローでもありません。
その中で勝ったバスラットレオンが2着馬に5馬身もつけて快勝したのは地力もさることながら、道中でしっかりと息を入れたことに尽きます。
今年のNZTのラップ推移は
12.4-11.3-11.3-11.7-11.8-11.7-11.2-11.7
です。
このラップを見ると、スタートからの4F~6F目にしっかりと息を入れて、残りの2Fで加速しているのが分かります。
もちろんコーナーの強い中山マイルなのでコーナーの入りで必然的にペースダウンしたことが息入れに繋がった可能性もあります。それでも残りの2Fでスピードを上げられたのはポテンシャルのある馬だからこそ成せる業でしょう。
もっとも、バスラットレオンの場合は過去に戦ってきた相手(例えば朝日杯FSのグレナディアガーズやシンザン記念2着でのちにファルコンステークスを制したルークズネスト)も実力のある馬だったので、今回の相手は比較的楽だったのも、5馬身差の完勝劇の要因です。
さて、NZTを制したバスラットレオンは次走はほぼ間違いなくNHKマイルに挑むと思われますが、舞台となる東京競馬場のマイルは同じマイルでも中山と違ってコーナーが2つしかないうえ、直線が500m以上ある舞台で中山とはまったく違います。
東京開催前半に施行されるので良馬場であれば高速馬場傾向は間違いないでしょう。中山はかみ合ったところも少なからずあるのでまるで舞台が違う東京で結果を残せるか注目ですね。
ここで勝ち切ることが出来れば紛れもなくこの世代最強のマイラーとして胸を張れるでしょう。
いまから5月の開催が待ち遠しいです。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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