競馬でレースを見てこの馬は持ちタイムが良い馬だからこのレースの有力馬だなどと言う事は、沢山のレースからそう言った馬が負けている事も判ります。それはどうしてそうなってしまうのか時計が良い馬が何故勝てなかったのかに関して考えていきます。時計と競走馬の関係性は、当然そこに展開が加味されます。例えばレコード勝ちをした競走馬が、なぜそう言ったレコードを出せるタイムで勝てたのかそこが一番謎となります。ではその謎を解いていけば、考えられることは、まずレース展開で逃げ馬がレースを作りハイペースで逃げます。
しかしその逃げ馬は単純に直線までで失速して後は後方待機していた馬達の天国となります。そうなればおのずと上がり3ハロンのタイムの優秀な馬達の出番が増えます。展開の利に関して左右する部分は、人それぞれ違いますがそれでもデータなどを踏まえた上でそう言った馬がタイムを持っている馬で合っても例えばスロー展開でマイペースの逃げを展開されてしまえば、そこで逃げ馬のスローで上がり勝負となり、直線4コーナーでの位置取りでなだれ込みの競馬となります。そこでは必ず前にいた馬が有利で後方待機をしていた馬がいくら追い込んでも届きません。これは展開の綾でありそこをしっかりと考えながら競馬を行えば、やはりタイムだけで競馬は決まらないのが理解出来ます。それではどう言った形が一番タイムと直結するのか、それは先ほども話しましたハイペースを作る逃げ馬が失速をしてその流れで後方待機の馬が鬼足を繰り広げた結果コースレコードを作る結果となります。競走馬の能力にはそれぞれキャラクターがあり追い込みの馬の能力は上がり3ハロンのタイムの優秀な馬になればそれが一番来やすい馬と言えます。
その事を踏まえて考えながら競馬を行うと、かなりレース展開は重要視されるファクターと言えます。逆に言えばそれだけ展開が読めてどの馬がどの位置取りで直線の600mを迎えているかなどがやはり重要視するポイントになります。競走馬の能力をいかんなく発揮出来る条件は、こうした展開が作り出すと言っても過言ではありません。競走馬の能力からまずはデータを見ていく持ちタイムは当然記載してあります。しかしそれがレースに直結しないのも競馬の要素であり、考えなければいけない部分になります。まずはこうした競馬の作り出す要素から予想を行えば的中馬券も見えてくる計算になりますが、競走馬がそれぞれの脚質をレース会場と今回走るメンバーなどから色々と考えて、選び出した脚質を考えて戦術に結び付ける事も重要と言えます。
まずは競馬を行う人達がそれぞれ素晴らしい形でタイムにしても良いタイムをたたき出す上では、競馬にまず必要な要素として挙げられる展開からその展開がハマる様な脚質を繰り出せば、その馬が馬券になる事の確率はかなり上がります。そう言ったスタイルがまずレース展開と時計がもたらすトリックであり、競走馬一頭ずつが持っている情報としてもそれぞれのデータから戦術をどんな形でジョッキーと考えているのか、そこで作り出す展開からスローかハイペースかなども重要視しなければいけません。その事でまずは馬券になるのかどうかを判断していく事も重要となります。
それぞれに持っている個々の能力と合わせたジョッキーの戦術など、展開から考えてそれが持ちタイムの良い馬達が来やすい展開となればやはりそこでペースが速くなっている条件と言えますし、マイペースで逃げている逃げ馬がペースを作りそれこそ展開を自分で作り、最後の直線の3ハロンで勝負を賭ける上で、逃げ粘ったりそれが荒れる展開になると言うケースは特に多くなります。競馬は持ちタイムだけで決まらない競技なのでとても難しく考えなければいけなくなります。