2021年4月10日 阪神牝馬ステークス(G2)
■対象レース
2021年4月10日(土曜) 阪神競馬場 芝1600m
阪神牝馬ステークス(G2)
■出走馬表
1.ドナウデルタ 和田 竜二
2.ギルデッドミラー 池添 謙一
3.ブランノワール 団野 大成
4.マジックキャッスル 大野 拓弥
5.メジェールスー 藤岡 康太
6.メイショウグロッケ 浜中 俊
7.イベリス 酒井 学
8.リアアメリア 福永 祐一
9.ロフティフレーズ 幸 英明
10.デゼル 川田 将雅
11.プールヴィル 三浦 皇成
12..エーポス 岩田 康成
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 10番 デゼル
2着 4番 マジックキャッスル
3着 1番 ドナウデルタ
単勝
10 310円 1番人気
複勝
10 140円 1番人気
4 170円 2番人気
1 430円 7番人気
枠連
4-7 680円 3番人気
ワイド
4-10 330円 1番人気
1-10 1,430円 19番人気
1-4 1,300円 17番人気
馬連
4-10 680円 1番人気
馬単
10-4 1,240円 1番人気
3連複
1-4-10 4,550円 17番人気
3連単
10-4-1 16,130円 51番人気
■見解とポイント
開催後期とはいえ、高速馬場が顕著な阪神競馬場です。勝ち馬のデゼルが1.32.0秒の好時計をマーク。これは、芝の1600mに距離が延長されてからもっともタイムが速いです。
また、連対したデゼル、マジックキャッスルがともに上がり3F32秒台の時計で駆け抜けていることから、馬場が高速化していることが分かります。
レース展開で見ると前半4Fが47.1秒に対し、上がり4Fが44.9秒なので明確なスローでしたが、逃げたイベリスやエーポスが直線で苦しくなっていることから、後続が有利の舞台というよりは、前に行く馬が苦しくなったことで後続にいたデゼルやマジックキャッスルが上位争いに加われました。
逆に言うと、前半3.4番手位の位置で競馬をし、なおかつ3着に滑り込んだドナウデルタは馬場、レースの位置取りがよくて前有利の展開を大いに活かせたといえるでしょう。
1着はデゼルでした。
スイートピーステークスを勝ってオークスで人気した一頭でしたがそこで敗れてしまったことで、条件戦にシフトチェンジし、力をつけた結果がここで現れたでしょう。
今回の阪神牝馬ステークスでは完全に末脚だけで勝負したような内容となってしまいましたが、上がり3F32秒台の末脚は3歳のスイートピーステークスでも証明していたので追い込み一辺倒で挑んだのはあながち間違いではありません。
前が崩れたとはいえ、スローの展開で勝ち切れたのは強みですし、この距離であれば大舞台でも十分検討できますね。
おそらく向かうであろうヴィクトリアマイルも1600mの距離ですし、ちょうどヴィクトリアマイルの開催時期は東京開催前半で高速馬場傾向にあるので、この馬にとっては初G1タイトルを手にするチャンスだといえます。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
競馬は実践あるのみです。
『競馬勝ち組への道』の無料レポートを当サイトからは配布してますので、まだ見ていない方は是非見てみてください。
当サイトからの好評を頂いている競馬勝ち組の道を記したレポートを手に取り、競馬ライフを楽しんで頂ければと思います。