2021年6月19日 オークランドレーシングクラブトロフィー
■対象レース
2021年6月19日(土曜) 阪神競馬場 ダート1800m
オークランドレーシングクラブトロフィー(3勝クラス)
■出走馬表
1.メイショウヨカゼ 太宰 啓介
2.ロッキーサンダー 松山 弘平
3.リフトトゥヘヴン 高倉 稜
4.キタノオクトパス 秋山 真一郎
5.シホノフォルテ 荻野 極
6.ギャラクシーソウル 鮫島 克駿
7.アイアムレジェンド 岩田 康成
8.メイショウダジン 幸 英明
9.エクスパートラン 藤懸 貴志
10.ヴァーダイト 岩田 望来
11.フローリン 藤井 勘一郎
12.メイショウドヒョウ 和田 竜二
13.サンライズセナ 鮫島 良太
14.カフジキング 松若 風馬
15.アメリカンフェイス 福永 祐一
16.ブラックヘイロー 川田 将雅
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 11番 エクスパートラン
2着 16番 ブラックヘイロー
3着 12番 メイショウドヒョウ
単勝
9 2,730円 11番人気
複勝
9 620円 11番人気
16 190円 1番人気
12 220円 4番人気
枠連
5-8 970円 4番人気
ワイド
9-16 1,820円 26番人気
9-12 2,270円 33番人気
12-16 550円 3番人気
馬連
9-16 6,080円 28番人気
馬単
9-16 17,010円 70番人気
3連複
9-12-16 9,460円 31番人気
3連単
9-16-12 110,790円 385番人気
■見解とポイント
3勝クラス戦ながらも、過去にはチュウワウィザードやミツバといったG1ホースを輩出している知る人ぞ知る条件レースです。
今年のオークランドレーシングクラブトロフィーは雨の影響で不良馬場開催となりました。
さすがに雨が降りすぎてここまで悪化してしまうと、時計もかかるもの…といいたいところですが、勝ったエクスパートランの勝ち時計1.50秒1は実はダート1800mで開催された過去9開催のオークランドレーシングクラブトロフィーの中で2番目に速い時計です。
どうしてこれほどのタイムとなったか、ポイントは向こう正面です。
レース全体を見ると、テン4F時点での通過タイムは49秒8です。1000mを1.01秒5で通過しているので不良馬場を考慮してもペースはスローです。
そこに一石入れたのが藤懸貴志騎手のエクスパートランでした。エクスパートランは1コーナー時点では後方3番手の位置でしたが、向こう正面で大きくまくりはじめます。逃げたメイショウドヒョウも前に行かせまいと競り合います。
残り1000mからは1F11秒台でペースを通過していることから、2頭の併せ走法が結果的にペースを引き上げる形となりました。
2頭の競り合いは直線になっても続いています。これが、不良馬場にも関わらず時計がでた理由です。
話を戻すと、結果的には藤懸騎手のまくりが実を結びます。競り合ったメイショウドヒョウは最後の最後で力尽き、後方から追い上げたブラックヘイローも不良馬場のために思うように加速できず、エクスパートランが勝利を手にしました。
1着はエクスパートランです。
これは藤懸騎手の神騎乗ともいえるでしょう。ペースの流れを一目散に掴んでまくりはじめ、そのまま勝ちきれたのは藤懸騎手の実力です。
それにしても、先月、岩田康成騎手から暴言を吐かれてから、にわかに藤懸騎手は覚醒しているように思えます。翌日のマーメイドステークスでも初の重賞を飾り、非常に勢いがありますね。
馬はもとより、騎手の成長曲線にも注目したくなりました。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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