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【大幅プラスマイナスの馬体重の取捨】

競馬場のレース前30分位でパドックが開始されます。その際に発表されるその馬それぞれの馬体重は、競馬ファンもチェックしている人やしない人分かれます。しかしその場体重確かに500キロを超える巨体のサラブレッドが高々2キロ
マイナスだったりプラスだったなど、あまりレースに行っても関係があったのかと言えばほとんどないのかも知れません。では今度はその馬体重が前走との比較で大幅なマイナス10キロやプラス10キロであれば、ここまで違うと馬も
流石に何かこれまでのレースと全く違った体調でレースを挑む形になります。そこでまず注目するポイントはサラブレッドのお腹周りであり、そこが明らかに大きい状態であれば例え強い馬であってもその増減で走ると重たい走りに
なってしまいます。しかし見た目だけで中々お腹が大きくなったのかは判りずらい所もあります。その判断もあくまで数字上で表された大幅プラス体重やマイナス体重が表した数字があります。例えばその馬が怪我をして長期放牧中
レースに復帰する為に調教を始めたけれど、中々体重が落ちなかったなどレースで使い込みながら絞っていこうとかこうした厩舎側の考えがあります。まずはレースを行っていく上でサラブレッドの馬体のスリム間がパドックで見られず
明らかに大きい体重で出てきて、徐々に絞ってくると言ったケースがわかれば、当然今回のレースは叩き台にしか考えてない状況となり、馬券の検討からはその馬は除く方が良い結果につながってきます。厩舎のプランなど色々と
そのレースに出走してきた意図を読み解きながら、馬体重の増減に注目するとそのレースでの意味合いは当然理解出来ます。なのでプラス体重でもやはりそこから絞っていこうなどと調教師の予定プランとしては、レースで絞ろうと
考えているケースも多いです。実際に長期放牧を行った上で、大幅マイナス体重で戻って来た馬がいれば、その馬はしっかりと調教を積んできたからマイナスになったのか、それとも体調が思わしくないゆえにマイナス体重になったのか
その辺りの違いは判断する必要があります。調教をびっしりと積んで来て前の状態よりも遥かにリフレッシュして絞ってくるとなれば、逆に今回のレースを取りに着ている勝負がかりが見受けられます。その判断に置いてもやはり、
競馬でレースが始まる30分前にパドックがあり、そこで馬体重の発表とパドックでの周回である程度その馬の状態を把握していく他ありません。こうした馬の馬体重の増減も限度を超えた形で増えているのであれば、明らかに調教が
不足していたり、レースでの絞りを期待して調教師が出走に踏み切ったのだと考えられます。目標にするレースを前に調教を急いでいるケースなどは馬体を少しでも減らしてレースが出来る体にしたいなど、少しでも調教を出来る状態を
作ります。かの名馬のスペシャルウィークが白井調教師とともにレースに挑んでこれまで幾度となくG1を取ってきた名馬もやはりスランプの時期があって、明らかに馬体が多きい事からレース前の最後の最後まで芝で追切を行い確か
通例では木曜日追いきりが最後の馬がほとんどですが、競馬場を借りて金曜日まで追いきりに時間を費やしてそのレースでは人気がかなり下がっていたのですが、キッチリとG1をゲットした形となりました。ここで思うのが
調教師が馬の大きさをある程度本調子に戻すため絞る手段として使っているレースも普段から調教を見て馬の体調は、ハッキリと見えているのであればそれこそ絞るタイミングを計ってレースに出走させているのだと感じます。勝負なのか
それとも調整での出走なのか、そこを見て判断すれば大幅な馬体重のプラス体重やマイナス体重に惑わされずに、厩舎側の思惑をしっかりと考えてレースを勝ちに来たかそれとも調整に来たのかなど判断材料として色々と見分けて取捨すると良いでしょう。

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