2021年3月28日 高松宮記念(G1)
■対象レース
2021年3月28日(日曜) 中京競馬場 芝1200m
高松宮記念(G1)
■出走馬表
1.アウィルアウェイ 吉田 隼人
2.レッドアンシェル 池添 謙一
3.ライトオンキュー 横山 典弘
4.モズスーパーフレア 松若 風馬
5.ダイメイフジ 菱田 裕二
6.ダノンファンタジー 藤岡 佑介
7.アストラエンブレム 杉原 誠人
8.エイティーンガール 酒井 学
9.インディチャンプ 福永 祐一
10.ラウダシオン M.デムーロ
11.カツジ 中井 裕二
12.セイウンコウセイ 幸 英明
13.トゥラヴェスーラ 鮫島 克駿
14.ダノンスマッシュ 川田 将雅
15.マルターズディオサ 田辺 裕信
16.レシステンシア 浜中 俊
17.サウンドキアラ 松山 弘平
18.ミッキーブリランテ 和田 竜二
■レース結果と的中馬券配当
着順 馬番 馬名
1着 14番 ダノンスマッシュ
2着 16番 レシステンシア
3着 9番 インディチャンプ
単勝
14 600円 2番人気
複勝
14 210円 5番人気
16 140円 1番人気
9 190円 3番人気
枠連
7-8 710円 4番人気
ワイド
14-16 430円 2番人気
9-14 680円 6番人気
9-16 450円 3番人気
馬連
14-16 1,010円 1番人気
馬単
14-16 2,170円 5番人気
3連複
9-14-16 2,200円 1番人気
3連単
14-16-9 9,770円 7番人気
■見解とポイント
先日までとは打って変わって日曜日は3会場共に雨模様が入っており、中京も午後から本降りとなって一気に重馬場にまで悪化しました。
昨年以上の有力馬が揃った高松宮記念でハナを切ったのは昨年の勝ち馬のモズスーパーフレアです。
モズスーパーフレアは昨年繰り上げで優勝しているので、主戦の松若騎手からしたら実感が沸かないG1制覇だったそうです。今年こそ、G1の喜びを掴むためにハナを狙いました。
そのモズスーパーフレアのペースは600m34.1秒です。昨年も34.2秒で通過しているので前半だけ見たら差はありません。
しかしながら、グランアレグリア不在とはいえ、昨年以上の強力なメンバーが2番手集団から団子状態で突っ込んできて、モズに急襲し、結果的にはG1ホースが馬券内に入選しました。
今回は重馬場開催となりましたが、これといったフロックはなく、地力のある馬が上位に入選したポテンシャル戦となりました。
1着はダノンスマッシュで、3度目の高松宮記念で悲願の国内G1制覇を達成しました。
この馬は鉄砲が利く馬で、それまでの獲得重賞は全て休み明け初戦のものです。今年はブッツケで挑みましたが結果的にはそれが功を為しました。
正直香港スプリントを制しているとはいえ、昨年の香港スプリントは例年よりもメンバーレベルが高くなかったのでここで通用するのか疑問でしたが、いま一番充実してるレシステンシアとのたたき合いを制したのは素晴らしかったです。
距離はマイルまで持つので、今年の春は安田記念にぶっつけで挑んでも面白いかもしれません。とにかく、国内G1制覇おめでとうございます。
2着はレシステンシア。
決して有利とはいえない外枠、重馬場の舞台で代打の浜中騎手、そしてレシステンシア自身よく健闘できたと思います。
本当なら良馬場開催が望まし買った馬で、晴れの良馬場開催であればまた結果も違っていたでしょう。
それでも、不利な条件でダノンスマッシュにクビ差なので成長性を感じました。今後も強い競馬に期待できます。
3着のインディチャンプも初の1200mで強い競馬ができ、モズスーパーフレアをかわしたときは勝ちを匂わせるほどでした。
1200mは正直短いと思っていたので、3着は驚きました。ただ、馬場が重いことでスタミナが問われたことが好走要因でもあるので、今後スプリント路線に挑むのであれば、当日の馬場傾向は吟味していきたいです。
実際のレースは熱いレースでしたが、振り返っても面白いです。
また振り返ると、競馬で勝つことが逆算してわかったりします。
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